あなたの会社の求人が「既読スルー」される理由 第4回「大量にオファーしている」
転職サイトの登録者には日々たくさんの「オファーメール」が来ていることでしょう。
企業側からの直接のアプローチなのですから本来ならうれしいことのはずですが、
メールを開いたとたんに落胆する・・・
そんなオファーを送っていませんか?
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2017年現在の超売り手市場のなか、「未経験OK」求人が増えています。
しかし、応募する側から見るとほぼ信用されません。
経験者が応募して来たら負けると分かっているからです。
応募条件を下げて応募数を集めようとすることが、果たしてそれほど
意味のあることなのでしょうか?
求人には仕事内容を必ず記載しますが、それが
あまりに幅広い内容だと焦点がぼけます。
求職者側から見れば「結局どんな仕事をするのかわからない」
という印象を持ってしまいます。
求人にはできるだけ良いことを書いて、応募をできるだけ
集めたいという気持ちが働くのは自然なことです。
しかし、「悪い部分」も同じくらい書いて求職者の
判断材料をできるだけバランスよく提供するという
考え方が必要です。
突然音信不通になる候補者が一定数存在します。
本人にとって何の得にもならないのに、
なぜそんな行動に出るのでしょうか。
面接に行く会社のことをほとんど何も知らずに
そこに座っている候補者は案外多い。
そんな人たちを私は「くれくれさん」と名付けました。
候補者から面接内容に関してクレームが来るときは、
100%の確率で「面接が終わった後」です。
不満があるのなら、面接中に直接言ってほしいのですが、
そんな経験は一度もありません。
強みと弱みはセットで質問されることがほとんどです。
しかし、セットで質問しないとフェアじゃないという
理由なら、意味はほとんどない。
採用面接の結果通知は通常、一週間くらいで伝えると
言われることが多いです。まるで判を押したように。
それにはそれなりの理由があるのです。
不採用通知の主流はいわゆる「お祈りメール」です。
受け取る側としては不採用の理由もなにもなく、
冷たい対応としか映りませんが、
企業側からすれば仕方のない事情があるのです。