採用面接なんて「やるだけ無駄」Vol.1「用意された答え」


入社を希望する人を選別する手段として

面接は必ずあるプロセスです。

しかし、面接は本当に必要なのでしょうか?

さまざまな理由から、面接なんかやめて、

他の方法を考えたほうがいい。

その理由を連載として書いていきます。

 

第1回は

「用意された答え」

です。

 

何も情報が得られない質問

 

面接官が質問して候補者が答える。

そうして面接が進んでいきます。

 

その質問は事前に予想できるため、

答えも事前に用意できるような

質問になっていませんか?

 

面接官であるあなたが訊きたいから

質問したことであったとしても、

実際は候補者が「訊いてほしい」

質問として誘導したものでは

ありませんか?

 

こんな質問していませんか?

 

「なぜこの会社を志望したのか?」

「前職の退職理由は?」

「あなたの強みと弱みは?」

「5年後10年後何をやっていたい?」

「一番の成功体験は?」

「一番の失敗は?」

 

これらはだれでも思いつきますし、

質問されるだろうと予想できる

ものばかりです。

 

それゆえに、文句のつけようのない

「穴のない」模範解答を用意する

ことができます。

そんな答えを聞いたところで、

なにも有益な情報は得られません。

 

得られるのは、質問したあなたに

とっての、まやかしの「安心」

「納得」「満足」だけです。

 

候補者が正直ならば

 

用意された答えがすべて悪いとは

いいません。

 

しかしその場合には条件が3つ付きます。

 

条件①

候補者が包み隠さず、本当のことを

言っている。話を盛ったりもしていない。

 

条件②

候補者にとって有利になる情報だけで

なく、不利になる情報も正直に話している

 

条件③

候補者が自分の本当の姿や本音を、

ありのままに、余すところなく

正確に伝えようと「推敲」している

 

これら3つの条件を満たしているのなら、

事前に予想できる質問をして、用意された

答えが返ってきたとしても、その情報は

有益でしょう。

 

面接はだまし合い?

 

しかし、そんなことがほとんど望む

べくもないことは明らかです。

 

退職理由を正直に

「人間関係が悪かった」

「評価に納得ができなかった」

「給料が安かった」

などという人を評価しますか?

 

正直者だという評価はしても、

採用することにはしないでしょう。

 

志望動機や強み弱みも、本当の

ことを言うよりも「評価されそうな」

「ウケがよさそうな」答えを言う

ことを優先するでしょう。

 

そして、候補者が本当のことを

言っているのか、それとも

用意された答えを言っているのか。

判断することができる面接官など

ほとんどいない。

 

なぜならそれは、多くの面接官が

「下手くそな質問」しかできない

からです。

 

第2回は「下手くそな質問」です。