もう人のせいにしない!採用がうまくいかない理由 Vol.3「採用をコストとみている」


人の採用がうまくいかない

理由は確かにあります。

 

それは「あなた自身に」です。

 

この連載は、採用できない理由を

知りたい、そして解消したい人に

向けた処方箋です。

 

第3回は

「採用をコストとみている」

です。

 

お金を掛けない採用?

 

ある会社で人材採用を担当

していた時のこと。

 

その会社は「採用に掛かるお金は

すべてコストである」という考えが

染みついている文化でした。

 

コストですから、当然のことながら

その増減を管理することが採用

担当者にとっての仕事になる。

 

その管理はどうしているかというと、

毎月の定例会議で報告・検証。

 

当然のことながら、会議で

説明に使う資料のメインコンテンツは

「〇〇1人当たりの」費用を

算出して、前月比、前年比を

まとめたものでした。

 

〇〇には「応募」「面接」「採用」

という言葉が入ります。

 

どういうことかというと、

1人応募を集めるのに、

1人面接するのに、

1人採用するのに、

「どれだけお金が掛かったか」

そして

「前月や前年と比べて増えて

いるのかどうなのか」

これらにしか興味がない

というわけです。

 

言ってることとやってること

 

「人材は会社にとっての財産だ」

「社員は家族だ」

「人がいなくて困っている」

 

人材を非常に重視しているし

採用には時間もお金もかけている。

人材こそが企業活動の根幹で

あり、優秀な人材を確保できるか

どうかが企業の成長を左右する。

 

海外サイトを見ていると

「War For talent」という

表現をよく目にしますし、

実際にそのような発言をする

経営者も多い。

 

その傾向は、現在の人材難の

時代になってより顕著になっています。

いや、認識するのが遅すぎるぐらい

だと思いますが、それは別の話。

 

しかし、そのためにしていることは

わずかな金額の「賃上げ」で

あったり、わずかばかりの休暇、

少し厚くするだけの福利厚生。

 

今までよりも多く求人広告を

出稿し、人材紹介会社に

支払う「紹介料」を上乗せ

することくらいのもの。

 

優秀な人材を採用するために

1人当たりではなく、いくらまで

どれだけかけることができるのか?

 

 

このことに明確に答えられ

ないのなら

「採用にお金をかけたくない」

という気持ちであることの

まぎれもない証拠です。