人材採用と読書の関係 VOL.6「学びへの渇望」


「読書習慣を持っているか」

このことに注意を払うことが

「優秀な人材」を採用するための

最も確実で、最も価値ある方法

だということをお伝えするシリーズ。

 

第6回は

「学びへの渇望」

です。

 

自分の意志

 

学生時代にやっていた勉強も

自分で選んだ専攻であるはず

なのに、ろくに勉強もしなかった

私ですが・・・

 

同じ「自分の意志で」やっている

勉強でも、社会人になってからの

ほうが多くの学びがあるように

思います。

 

学生時代は学びのためだけに使える

時間が豊富に与えられています。

教えてくれる教授や講師の先生も

いますし、カリキュラムもあれば

各種設備も充実している。

 

本人の「学び」に対する意思が多少

弱くても、周囲の環境によって

引っ張られることで学びが得られる。

 

定期的にテストもあり、取得しなければ

卒業ができない単位もある。

与えられたものであるとはいえ、テストに

合格する、単位を取得するという

「身近な目標」がそこにあり、そこに

向かって学ばないといけないという

状況に追い込まれているわけです。

 

しかし、社会人になってからは、

そんな環境は望めません。

よほどの「学びへの渇望」がないと、

自分からなにかを勉強するという

行動へはつながらない。

 

大企業なら、社員育成のための

教育研修制度も充実していますし、

なかば「会社命令」でプログラムへの

参加が促されることになる。

 

そのほうがレアケースで、多くの

会社では社員への教育といっても

たかが知れているぐらいしか

力は入れていません。

 

社員が何を学んで成長していくべきか?

この問いへの回答は、社員各個人に

任せられているのが現状でしょう。

 

そして、その答えが、多くの場合

「何もしない」ということにつながって

逝ってしまっている。

 

手始めは読書から

 

そのことが如実に表れているのが、

「社会人の半数以上は月に

1冊も本を読まない」という

調査結果だと私は考えています。

 

学校の勉強もまずは読書から

入ったはずです。教科書を読んで

いくという行為のことです。

 

勉強は読むことから始まります。

それも、長い時間をかけて内容が

吟味され、長い時間をかけて洗練

されてきた本を読むことからです。

 

その意味で、読書は人間の叡智に

思いのほか安い値段で、本屋さんに

行くことさえすれば気軽にアクセス

できる方法です。

 

いまや本屋さんに足を運ぶ必要すら

なく、ネットで済みますから、ますます

ハードルは下がっている。

 

読書をしない手はない。