売上に貢献する人事・採用とは? VOL.10「業務を捨てる」


人事、採用、総務、経理などの

いわゆる管理部門は、売上や

利益をあげるわけではありません。

 

しかし、間接的に売り上げや

利益に貢献することはできます。

それができないのなら、存在意義が

ないと言ってもいい。

 

そのためには、人事、採用を

どうしていけばいいのか、何が

必要なのかについての連載です。

 

第10回は

「業務を捨てる

です。

 

ウソを抱え込みすぎている

 

総務・人事の仕事を10年近く

やってきた経験として真っ先に

頭に浮かぶのは

 

「仕事の掃き溜め」

 

という言葉です。

 

総務や人事という部署は、

企業内でどこも引き取り手がない

仕事が最後にたどり着く場所

あるというのが私の結論です。

 

そして、そのことに対して

声を上げることは許されない。

もしそんなことをすれば

相手の反応は決まっている

からです。

 

「そんなら売上、利益あげてみなよ?」

 

この通りストレートには言いませんが、

態度に現れています。

 

企業は売り上げがあって利益が出て

こそ成り立つのであって、営業や

商品開発や製造部門がないと

企業は成り立ちはしない。

 

いくら総務や人事が優秀でも、

あんたたちだけでは、会社は

1日だって存続できやしないんだ。

 

だから、少しぐらい仕事が増える

ぐらいは我慢してもらわないと。

 

そう言われているようなものです。

 

そんなことに負けて多くの

仕事を抱え込み、本来の仕事が

できず組織に貢献できなくても

それは総務・人事の問題にされる。

 

そして、いったん引き受けて

しまった業務を捨て去ることは

非常に難しい。ここはいったん

波風立てずに収めてあとから

考えようなどというのは甘い。

 

「やらない」という選択肢を選び

貫くのは相当に大変です。

 

総務・人事部は組織の要です。

扇の要です。しっかりして

いなければ、組織がバラバラに

なります。

 

そのためにやるべき仕事は山積みに

なっています。余計な仕事を抱え込む

余裕はないはずです。

 

やるべきことを決め、時間を確保し、

しっかりやりきる。

そのために、必要のない業務は

一刻も早く捨ててください。

そして、関係のない新しい仕事は

何があっても受けないでください。

 

今までとは違うことをするのですから

評判は悪くなるでしょう。

しかし、仕事ができない部署、役に

立たない部署だと思わるよりは

100倍マシです。