人生100年時代 会社からの「卒業」VOL.4「学びのステージ」


人生100年時代と言われて久しい。

 

長くなった人生、今までとは

働くことそのものの意味が

大きく変わりつつあります。

 

1つの会社で3年と働くことがなく、

最終的に組織に見切りをつけた

著者が提言する

 

「人生100年時代 会社からの卒業」

 

第4回は

「学びのステージ」

です。

 

お金にはなびかない

 

優秀うな人材を採用するためには

何が必要でしょうか?

 

この答えにはいろいろなものが

考えられるはずですが、なぜか

多くの企業は

「高給」「好待遇」「好立地」

など、共通してお金にモノを

言わせるようなことしかしてません。

 

「優秀な人材を採用するために

賃上げもやむなし」

というのは横並び意識でしかない。

 

多くても月額1万円程度の賃上げを

したところでたかが知れているし、

そんなことぐらいで優秀な人材が

採用できるなら、誰も苦労しない。

 

優秀な人材はお金では動きません。

逆に、賃上げぐらいしか思いつかない

企業のことは冷ややかな目で見る

ことでしょう。

 

「分単位の有給取得や手厚い

育児、介護休業制度」

「オフィス内の飲食無料」

 

など、社員の働きやすさ、

職場環境の改善にお金を

使うほうがまだマシです。

 

しかしこれでも不十分です。

 

何が学べるか?

 

優秀な人材は

「その場所で何が得られるのか?」

「どんな新しいことが学べるのか?」

を非常に重視します。

 

いくら高給で好待遇なポジションでも、

何も得るものがなく学びにならない

場所には一日たりともとどまらない。

 

長い目で見れば、高い給料をもらう

ことよりも、多くを学んで

「レアな」人材になることのほうが

重要だということを知っている

からです。

 

特に、人生100年時代になって、

職業や働き方を何度も変えて

いかなければならない時代に

あっては、高いスキルと豊富な経験を

持ち、それを使って自分を変身させて

いくことが必要になります。

 

その企業が、そのために活用できる

存在であるかどうか?

それが、優秀な人材が企業を選ぶ基準

であり、もう学ぶべきことがなくなった

と判断した時に、「卒業」という結論を

出すことになります。

 

このことを理解したうえで、企業は

働く人にどんな学びを提供すること

ができるのか?

どんな学びのステージを用意すべき

なのかを問い、答えを探すことが

何よりも重要です。

 

そうしなければ、優秀な人材どころか

誰からも、社員からも見切りをつけ

られてしまうでしょう。