人生100年時代 会社からの「卒業」VOL.5「無形資産」


人生100年時代と言われて久しい。

 

長くなった人生、今までとは

働くことそのものの意味が

大きく変わりつつあります。

 

1つの会社で3年と働くことがなく、

最終的に組織に見切りをつけた

著者が提言する

 

「人生100年時代 会社からの卒業」

 

第5回は

「無形資産」

です。

 

お金はいらない

 

人が働くのは、それによって

お金がもらえるからである。

 

本当にそうでしょうか?

 

人が働くのは、お金を稼いで

生活するためである。

 

本当にそれだけでしょうか?

 

少しでも高い給料を払ってくれる

ところに人は集まる。

 

本当にそんなものなのでしょうか?

 

もし給料が下がるようなことが

あれば、実力のある人はさっさと

転職していってしまう。

 

そんなにドライなものでしょうか?

 

いずれも、私は間違った認識だと

思っています。

 

優秀な人材であればあるほど、

お金だけでは動かない。

 

お金だけに焦点をあてていると、

長い目でみれば損をすることを

知っている。

 

お金よりも、経験、人脈、

キャリア、学びを得ることが

できる場所であるかどうか。

 

お金という有形資産よりも、

経験、人脈、キャリア、学び

などの無形資産を築くことが

できるかどうかに、優秀な人材は

注目しています。

 

お金以外に何を提供できるか

 

採用難、人材難の会社ほど

 

「優秀な人材を確保するためには

賃上げもやむなし」

 

と、まるで呪文のように唱えて、

わずかばかりの賃上げをする

ことしかできない。

 

それで、どれほどの賃上げをするか

というと、月額で数千円から数万円。

 

バカにしているのですか?

 

世界に目を向ければ、新卒でも

数千万円を支払う会社があること

から比べれば、お話にならない。

 

年額にして数十万円ぐらい年収を

高くしたからといって、それで優秀な

人材が集まると、本気で思っている

のでしょうか?

 

私に言わせれば、思考停止状態の

たわごととしか思えない。

 

何をしたらいいかわからないし、

何も思いつかないから、とりあえず

給料上げておけばいいんじゃない?

という程度のことでしょう。

 

そんなことで競争するのは

バカげています。

 

それよりも、お金以外のことで

働く人に何を提供できるのか?

 

お金という有形資産を提供する

ことよりも、目には見えないが

あなたの会社に在籍していたことが

その人の将来にとってプラスに

なるような何か、すなわち

「無形資産」をどうすれば提供する

ことができるのだろうか?

 

そのことに頭を使ったほうが、

賃上げよりも何十倍も効果が

あります。しかも色あせない。