採用のプロが明かす「伸びる人材」の見分け方 VOL.7「明らかな弱点がある」


「採用する側」として1,000人以上の

面接経験を持ち、「採用される側」でも

300社以上の面接を受けている

「ハイブリッド型」の豊富な経験から

学んだ「伸びる人材の法則」

お届けします。

 

第7回は

「明らかな弱点がある

です。

 

深い谷

 

強みと弱みは表裏一体です。

 

高くそびえたつ山があるとき、

近くにはそれに匹敵するほど

深い谷があります。

 

それと同じで、大きな強みを

持っている人は、同じくらい

大きな弱点を持っている

ものです。

 

しかし、そのことに理解を示す

面接官は多くありません。

 

多くの面接官は、弱点がないことや

問題をおこしそうにないことなど

「人畜無害」な人物のほうを

好みます。

 

圧倒的な強みはあるが、その分だけ

扱いづらく、アクの強い人物で

あっては困るのです。

 

強みを発揮して成果はあげてもらい

たいが、尻ぬぐいや面倒はごめんだ。

それが本音なのです。

 

もしその弱点にだけ注目したと

したら、評価されることはなく

採用されることもない。

 

弱みで成果は出せない

 

しかし、人は強みによって成果をあげ、

貢献することに対して報酬を

支払われるのであって、

ソツなくこなすこと、間違いが

ない仕事をするという

「誤謬性がないこと」に対して

報酬をもらうのではありません。

 

野球選手は三振しないことが

求められているわけではなく、

ヒットでもフォアボールでも

出塁することを求められます。

 

サッカーでも、ただピッチを

走り回るのではなく、マークにつき、

ディフェンスをすること、パスや

クロスをあげることによって

得点機会を作ることが求められます。

 

アウトにならないこと、ファウルを

犯さないことだけで評価される

ことはありません。

 

守備にでも攻撃にでも、はては

チームのムードメーカーとして

であってもいい。

 

自分の能力を適切に使って、

なんらかの貢献をすることに

対して報酬は支払われる。

 

弱点があれば、その分大きな

強みがあり、それを活用することが

できれば大きな成果が期待できます。

 

弱みは克服するものではなく、

強みによって見えなくすることが

重要です。

 

オールラウンドプレーイヤーは

高いレベルであれば成果が期待

できますが、そんな例は稀です。

 

多くは、良くも悪くもない、

平凡で無味乾燥な仕事が

されるだけです。