採用のプロが明かす「伸びる人材」の見分け方 VOL.8「モノをよく知っている」


「採用する側」として1,000人以上の

面接経験を持ち、「採用される側」でも

300社以上の面接を受けている

「ハイブリッド型」の豊富な経験から

学んだ「伸びる人材の法則」

お届けします。

 

第8回は

「モノをよく知っている

です。

 

リベラルアーツ

 

ある特定の分野についての専門家は

多いですが、教養がある人となると

なかなかいないものです。

 

そもそも「教養がある」という

ことが何を指すのかがはっきりしない。

 

歴史、哲学、文学、科学。

幅広い分野について「まんべんなく」

知っていることが必要なようでもあり、

新聞やニュースをチェックして、

時事問題は一通りおさえている

ことが必要なようでもあり。

 

特定の分野については誰よりも

深く知っているということでは

なくて、幅広い分野に関して

知識を持っているということ

なのは間違いがないように

思います。

 

しかし、特定の分野について

詳しいどころか、基本的な知識も

持ち合わせていない人が、面接を

しているとなんと多いことかと

驚かされます。

 

学生時代は、勉強を強制されている

から仕方なく机に向かっていた

だけで、社会人になってそんな強制

がなくなれば、毎日、何も学ばずに

過ごしているだけなのでしょう。

 

好奇心とアンテナ

 

頭がいい悪いを言っているのでは

ありません。

 

だれに強制されなくても、多くの人が

普通に知っている、いわゆる常識と

されていることわかっている

ことは最低限必要なことでしょう。

 

これすらもよくわかっていない

「モノを知らない」人は、

いろいろなことに興味を持ち

アンテナを張っていない証拠。

 

今の時代は、生きていくうえで

なにが必要になるのか、先が

読めない時代です。ある特定の

ことだけに目を向けているよう

では生き残れない。

 

少し前の時代のように、学校や

修業時代に身につけた

「1つの分野の知識」

「ある特定のスキル」

だけで一生を過ごすことができた

時代ではありません。

 

いくつかの分野、いくつかのスキルを

組み合わせ、捨て去り、新しく

修得しながら生きていく必要が

あるのです。

 

リベラルアーツ、つまり教養として

多岐にわたる分野の知識をもって

いることが「羅針盤」となり、

多くの分野の知識の組み合わせから

新しいものを生み出し、新しい

フィールドでの活躍ができる

ようになるのです。

 

毎日何も学ぼうとせず、

やれ時間がない、やれ何を勉強

すればいいのかわからない、

やれお金がないだのと言っている

人は、成長が止まり、さび付いて

動かなくなる。