採用のプロが明かす「伸びる人材」の見分け方 VOL.9「『よくあろう』としている」


9「採用する側」として1,000人以上の

面接経験を持ち、「採用される側」でも

300社以上の面接を受けている

「ハイブリッド型」の豊富な経験から

学んだ「伸びる人材の法則」

お届けします。

 

第9回は

「『よくあろう』としている

です。

 

美学があるか

 

アップルの共同創業者である

スティーブ・ジョブズは、

生み出した製品の機能性、

デザイン性の高さにとことん

こだわったことで有名です。

 

しかし、彼のこだわりは目に見える

外部のことだけではありませんでした。

 

そのこだわりは、目に見えない

「製品内部の」スタイリッシュさ、

デザイン性の高さにも及んだと

いいます。

 

製品としての評価は、目に見える

部分に対してしか下されないもの

かもしれません。

しかし、スティーブ・ジョブズは

あえて目に見えない内部にも

こだわった。

 

その「美学」こそが、結果的には、

圧倒的な支持を得る源泉だった

のではないでしょうか。

 

誰も見ていないところ、

注意しないと気づかれさえしない、

本人にしかわからないかもしれない

「見えない」部分に対して、

こだわりをもって、自分だけの

ルールにしたがって生きている人が

「伸びる人材」の条件でるように

感じます。

 

立ち居振る舞いが変わる

 

そうしたこだわり、「自分ルール」

を守って生きていることは、

次第に、その人の存在感や雰囲気、

立ち居振る舞いに現れます。

 

明らかに他の人とは違う。

そう思わせる何かになって

いくのです。

 

はっきりとした数字では表せず、

評価項目に落とし込むことは

できないので論理的に説明できない

ことなのですが、それが採用面接

では大きく影響しています。

 

話し方や態度から、なんとなくでは

あるものの、「伸びる人材」かどうか

がわかってしまうのは、この部分に

よるのかもしれません。

 

面接は「第一印象」で決めては

いけないと言われますし、客観的な

評価を下すことを求められるもの

ですが、こうした「雰囲気」に

よって第一印象を決め、直感に

訴えてくるものによって判断する

ことは、あながち間違っていない

のかもしれない。