面接で使える「深く考えて」答える質問 Vol.2「今でも感謝している人は?」


採用面接では、候補者が事前に

「模範回答」を用意することが

できない質問をどれだけできるか

が成否を左右します。

 

この連載では、候補者が深く

考えていないと答えられない

質問例を挙げていき、実際に

面接で使うための方法、注意点を

お伝えします。

 

第二回は

「今でも感謝している人は?」

です。

 

【この質問の意図】

協調性を見るための質問です。

 

仕事はチームで行うものなので、

いくら優れたスキルや豊富な

経験を持っていても、協調性が

なければいい仕事はできない

からです。

 

人間関係の基本は感謝の気持ちです。

上司や同僚などの周囲に対する

感謝の気持ちを持つことが

できなければ、いい仕事をする

ことはできません。

 

当たり前とおもうのではなく

「有り難い」と思えるようで

なければ、周囲とうまく協力して

仕事ができるはずもありません。

成功など、夢のまた夢でしょう。

 

【回答のどこを見るか】

「感謝しているのは両親です」

と答える人がよくいますが、

それは「特に思いつかないから」

そう答えているだけである

可能性が高いです。

 

誰でも言えますし、否定することも

できないので「ズルい」回答です。

 

もっといえば、この質問に対して

「両親です」と答えることなど

求められてはいないことぐらい、

察するべきなのです。

 

面接は攻略するものではありません。

お互いの考え方や条件をすり合わせる

ことが目的です。模範解答は必要ない。

 

【効果】

どんなことに感謝の気持ちを

持つ人なのかを見ることで、

「人となり」がよくわかります。

 

コンビニや飲食店の店員さんや

宅配便のドライバーさんなど、

仕事や生活上でそれほど利害関係の

ない人に対してでも、感謝の気持ちを

もって「ありがとう」の一言が

言えるような人が理想です。

 

自分にとって得になるような

相手に対しては丁寧でも、

なんの関係もない人には

そっけない態度をとる人は

たくさんいます。

 

この質問だけでそういう人物か

どうかを見極めることはできませんが、

少なくともその一端を垣間見る

ことぐらいはできると思います。