できる人を採用するための!注目ポイント集 Vol.7「時間を大切にする」


この連載は、人材採用において

「できる人」を採用するために、

注目して見るべきポイントに

ついて書いていきます。

 

第7回は

「時間を大切にする

です。

 

99%が不採用になる

 

採用活動は、99%オーバーの候補者を

「落とす」作業です。

採用することになる人は、応募段階から

考えた場合には1%にも満たない人数で

しかない結果になることが通常だからです。

 

大多数が書類選考で落ち、面接に進んでも

そのほとんどは内定を出すには至らない。

さまざまな理由で、選考途中でお引き取り

願うことになる。

 

そして、最近の人材難のためなのか、内定は

出すものの内定辞退されることも多く、

その場合にはかけた時間とお金の無駄が

多く発生してしまう。

 

これが採用活動の実態であると言えます。

かけた時間とお金に見合う成果がでるか

どうか、きわめて流動的なのです。

 

だからこそ、できるだけ時間が

ムダにならないように、できるだけ

早い段階で、採用することができない

人材を見分けるために、できることは

恐れずにすべてやってしまうこと。

つまり

「時間を大切にすること」が

重要になってきます。

 

このことを、優秀な人材は理解

しています。お互いに、事前に

しっかりと確認していさえすれば

判明していたことが原因で、

採用に至らないという事態を

避けることに注力しています。

 

優秀な人材は、選考過程で落ちる

ことそのものを恐れてはおらず、

むしろ後になってからいろんな

「聞いてない」ことが発覚する

ことをこそ恐れています。

 

それが、採用する側、採用される側の

双方にとってメリットがある、

ということがわかっているのです。

 

そのためには、尋ねにくいことも

あえて尋ねることができることが

重要になってきます。

 

例えば、条件面での折り合いが

つかないこと、希望している

業務を担当できる余地がないこと

などは、面接の場でなくても、

どの段階であっても遠慮なく質問し

さえすればわかることです。

 

採用するかしないか。

入社するかしないか。

その判断を下すためには、いずれは

確認しなければならないことですし、

いずれはわかってしまうことです。

 

ならば、早いほうがいい。

早く教えてもらえれば、候補者は

選考を辞退して次の企業に応募

することができます。

 

採用する側にとっても、どうせ

採用に至らない人のために

時間もコストも使わなくて済む。

メリットは大きい。

 

時間を大切にするということは、

躊躇なく確認すべきことは

早い段階で確認する勇気を持つ

ことです。


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