できる人を採用するための!注目ポイント集 Vol.12「語彙雑学が豊富」


この連載は、人材採用において

「できる人」を採用するために、

注目して見るべきポイントに

ついて書いていきます。

 

第12回は

「語彙雑学が豊富

です。

 

言葉にできる

 

「言葉にできるは武器になる」

「大人の語彙力ノート」

など、語彙力に関する本が

本屋さんの店頭でよく見られます。

 

「言葉にできるは武器になる」は、

気持ちを「言葉にできる」魔法のノート

という続編が出ていますし、

大人の語彙力ノートは

2018年8月現在で30万部を超える

ヒットになっているようです。

 

優秀な人材は語彙力が豊富です。

語彙力があることによって

「知性」が感じられるからです。

それは、これらの本を読んだと

してもすぐには得ることが

できない蓄積のなせる業です。

 

短くわかりやすく、砕けた言葉遣いの

ほうが、率直で親しみやすい印象を

持たれる場合もある。一方では、

かしこまった場所では尊敬語や

丁寧語がうまく使えることが

有利になる。

 

そういう使い分けができるのが

語彙力だと思います。

 

面接においても、回答内容だけでなく、

どんな言葉を使ってそれを伝える

べきなのかを選択する能力が

問われています。

 

豊富な語彙力のなかから、その場に

最も適した言葉を選ぶ能力です。

 

頭の中のダイバーシティ

 

優秀な人材は雑学も豊富に

持っています。

 

「私が知らないであろうことを

1つ教えてください」という質問を

した場合に、自分の専門分野に関する

話しかできない人がいますが、

それではダメですね。

 

優秀な人材は、専門分野に関する

知識が深く広いことは前提の上で、

その周辺分野だけでなく、ほとんど

関連のないでろう分野に関しても

興味を持ち、勉強しているものです。

 

どこでどんな知識が、いつ必要に

なるかわからないということを

よく理解しているからでしょう。

 

多様性のある人材を抱えている

企業のほうがイノベーションが

起こりやすいと言います。

 

「ダイバーシティ」というキーワードで、

特にアメリカのように、人種や宗教的な

バックボーンが違う人たちが多くいる

社会では、放っておけば偏りができやすい

ということもあり、意識される考え方です。

 

それと同じで、個人の頭の中の

「多様性」が、多くの化学反応、

インスピレーション、ひらめきを

もたらすのです。

 

「そのことには興味がない」

そう考えて何も行動を起こさない

時点で、多くのものを失うことに

なることを、優秀な人材はよく

知っています。

 


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