デキる人はデキている!採用面接の基本マナー Vol.2「提出書類」


どんなに優れたスキルや経験を

持っていても、基本マナーが

デキていないがために

「一瞬にして敗北」することに

なった人をたくさん見てきました。

 

面接を受ける側の候補者として

だけでなく、面接をする面接官と

しても豊富な経験を持つ視点から、

面接で「瞬殺」されない方法を

お伝えします。

 

第2回の「基本マナー」のテーマは

「提出書類

です。

 

初対面の「前」

 

求人に応募するにあたり提出する

履歴書・職務経歴書は、面接で

面接官と実際に顔を合わせる

初対面を果たす前の、本当の

「初対面」となります。

 

しかし、そのことに配慮して

いない提出書類が実に多い。

あっという間に「不採用」の箱に

直行、ということになる。

 

それはなぜでしょう?

内容が悪いのでしょうか。

冒頭に経歴等を簡潔にまとめた

サマリーがないから?

量が多すぎるから?

経歴・スキル・経験が不足

しているから?

 

いずれも違います。

 

応募段階ではたくさんのライバルが

います。面接官のところには、山の

ような数の履歴書・職務経歴書が届き、

とてもすべてを読むことはできません。

 

そのため、いかに短い時間で、

それこそ「一瞥」されただけでも

内容が伝わるように書くことが

重要視されます。

 

そのために行われるのが、経歴を

2-3行で短くまとめたサマリーを

冒頭に置く方法であり、全体の

分量もA4で2-3枚程度におさえる

ことにあったりするわけですが・・・

 

問題はそれよりももっと前。

文書全体を見た時の「第一印象」が

悪いことが原因です。

 

ズレ、ヌケ、乱れ

 

印刷されている書類でも、

手書きされた書類でも、

どちらにも共通することですが

 

「文字が所定の場所からズレている」

「顔写真が枠に収まっていない」

「すべての項目が埋まっていない」

「書類が傾いて印字されている」

「ヘタな字でも構わないが丁寧に

書かれていない」

 

このようなことは、封筒から書類を

出して書類全体をざっと見れば

その瞬間に目につきます。

 

そんなことで判断してしまって

いいの?と思われるかもしれません。

理不尽だと感じられることでしょう。

 

すべてに目を通す時間がないから

こそ「書類の第一印象」を重視し、

一定の基準を満たさないことが

目についたら、次の瞬間には

もう「アウト」判定がされて

サヨウナラになる傾向にある

こともまた事実なのです。

 

このことに十分配慮していない

応募書類であれば、どんなに

素晴らしい経歴やスキルを

持っていても、面接に進むこと

さえできないでしょう。

 


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