デキる人はデキている!採用面接の基本マナー Vol.5「お金の話」


どんなに優れたスキルや経験を

持っていても、基本マナーが

デキていないがために

「一瞬にして敗北」することに

なった人をたくさん見てきました。

 

面接を受ける側の候補者として

だけでなく、面接をする面接官と

しても豊富な経験を持つ視点から、

面接で「瞬殺」されない方法を

お伝えします。

 

第5回の「基本マナー」のテーマは

「お金の話

です。

 

避けては通れない

 

採用することになり内定を出す

段階になれば、そして入社する

ことになり入社意思を明らかに

する段階になれば、年収待遇

その他の事項に関して、つまり

条件面での交渉が必須になります。

 

つまり、お金の話を避けることは

できない、ということです。

 

面接の段階でもそれは同じで、

ある程度の感触を確認しておき、

交渉の余地があるのかどうかを

把握しておくことは重要です。

 

今いくらもらっていて、

入社したらいくら欲しいのか?

今の会社のどんな待遇が不満で、

それを当社が提供することが

できるのか?

 

候補者が望む条件と、明らかに

隔たりがあるのであれば、その

ことは面接の段階ではっきり

させておくほうがお互いの

ためなのです。

 

お金のことを始めとして、

待遇や条件面の希望を

はっきりと語りたがらない

候補者では不安になります。

 

転職しようとしているのですから、

希望する年収や待遇に関しての

意見は持っているはずです。

 

すべてをあからさまに語る必要は

ないですが、小出しにすることの

メリットはあまりありません。

 

小出しにする候補者ほど、

後出しじゃんけんのように

次から次へと条件面での希望を

出してきて交渉を延々と繰り返し、

言を左右にし、少しでもいい条件を

引き出そうとします。

 

条件面でごねていたということは、

人事担当者だけでなく、入社後に

一緒に仕事をすることになる上司や

同僚にも伝わってしまいます。

 

はっきり言って、印象が良くない。

そのことで仕事に支障が出ることも

多く、せっかくの採用できても

早期離職などの事態が起こり、

結果として失敗に終わってしまった

という不幸な事態になります。

 

お金の話はすっぱりはっきり、

正直に宣言することです。


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