デキる人はデキている!採用面接の基本マナー Vol.9「回答期限」


どんなに優れたスキルや経験を

持っていても、基本マナーが

デキていないがために

「一瞬にして敗北」することに

なった人をたくさん見てきました。

 

面接を受ける側の候補者として

だけでなく、面接をする面接官と

しても豊富な経験を持つ視点から、

面接で「瞬殺」されない方法を

お伝えします。

 

第9回の「基本マナー」のテーマは

「回答期限

です。

 

ギリギリはアウト

 

面接をめぐってはいろいろな

回答期限があります。

 

面接終了後に、面接官から

候補者に対しての「合否」を

連絡するにも期限があります。

 

その連絡を受けて、候補者が

次のステップに進むかどうかを

回答するにも期限があります。

 

上記二つは期限が明記されている

場合が多いですが、期限は明記

されていなくても速やかな対応が

求められる「面接日時調整」に

おける回答期限もあります。

 

明示されるされないという違いは

ありますが、共通するのは

「期限ギリギリの回答はアウト」

であるということです。

 

これらの期限は、ギリギリ一杯

使うものではありません。

その時点ですでにアウトです。

 

遅くなればなるほど、たとえ

色よい回答をしたとしても

そのようには受け止められない。

 

遅い回答ならしないほうがマシ

ですらあるのです。

 

明確にされた期限は、守ればいいと

いうものではありません。

期限一杯使って回答するという

ことだけで、かなりの損を被る

ことになります。

 

もちろん、すぐには回答できない

場合もあるでしょう。自分一人の

都合で決めることができず調整が

必要で、ある時点以降にならないと

回答できない場合もある。

提示された期限は、その諸事情の

ために守れないこともあるでしょう。

 

そういう事情があるのなら、正直に

そして率直にそのことを伝えて、

いつまでになら回答できるという

ことを提示して了解を取っておけば

いいだけのことなのです。

 

つまり、自分の都合ばかり優先したり

することがなく、相手の立場や時間に

配慮し、大切にしているかどうか。

そして、そのメッセージをきちんと

伝えることができるかどうか。

このことに、デキる人かデキない人か

の分かれ目があります。

 

そのような心のうちは、必ず相手に

伝わってしまうということを、

充分に理解していなければ、

こういう行動は取れない。


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