犯人はおまえだ! 採用を失敗させる人の言動 Vol.1「遅れてくる」


採用担当者は1人では仕事は

できない。社内外の多くの

関係者の協力を得ながらの

仕事になる。

 

お願いする立場で強くは

言えないが、許されるなら

「そんなんじゃ候補者の厳しい

企業選別の目に耐えられないよ!」

と、採用を失敗させた犯人に突き

付けたい、関係者の言動について

の連載です。

 

第1回の「犯人」の言動は

「遅れてくる」

です。

 

問答無用

 

せっかく設定した採用面接が

一瞬にして失敗に終わる行為。

それが「遅刻」である。

 

1秒だろうが10分だろうが

関係ない。遅れてしまったこと

そのものが問題なのだ。

 

理由も関係ない。急な仕事が

入ったという言い訳などは最悪。

「面接なんかより他に重要な仕事が

あったんだから仕方ないだろう?」

と言ってるも同じだからである。

 

開き直りもいいところだ。

口にするのは結構だが、その瞬間、

面接は失敗におわることを覚悟の

うえでしてもらいたい。

 

遅刻しないに越したことは

ないが、具体的な理由など言わず、

ひたすら謝ってもらったほうが

マシである。

 

採用面接を受ける側で面接官が

遅刻してきた経験は何度かあるが、

印象は良くない。

結果、すべてのケースで面接は

不首尾に終わっている。

 

どうしても仕方のない事情が生じる

ことはあるのだろうと理解を示そう

とはするが、どうしても

「自分の面接は優先度が低いの

だろうか?」という思いが

ぬぐえなかったからだろう。

 

面接に遅れてきたことを謝る人も

いたが、そうでない人のほうが

多かったのは理解に苦しむ。

 

 

友人との約束に遅れたら「ごめん」

の一言くらい言うだろう。

まして、採用面接は初対面の人に

会うのだからなおさらのはず。

なのに平然としている。

 

「面接なんか自分の仕事では

ないし、他にもやるべきことが

たくさんあるのだ。来てやった

だけでも有り難いと思え」

とでも思っているのか?

 

私は、遅れてきても謝らない

面接官に対して

「どうして遅れてこられたのですか?」

と質問したことがある。

 

「いや、ちょっと仕事が・・・」

それだけである。

 

その場で席を立ち、帰るだけの

勇気はその時はなかったが、今なら

迷うことなくそうするだろう。

 

だから私は、採用面接に面接官として

臨むときは一度も遅刻したことがない。

 

当たり前のことだが、当たり前のこと

だからこそ守れなかった時には、

採用活動は失敗したも同然という

認識があったからである。

 

それでなくても面接はデリケートな

ものだ。スタートに失敗した陸上の

100メートル競争で挽回が不可能な

のと同じ。面接に遅刻してきたら

その時点でアウトである。