「辞退」されてしまう採用活動の特徴 Vol.1「小さな約束を守らない」


採用活動で一番痛いのが

「選考辞退」です。

 

その原因の多くは、候補者の

パーソナリティでもなく、他社

内定等の「外部要因」でもなく、

意外なところにあるものです。

 

避けられる「辞退」をなくして、

余計なストレスを抱えこまない

採用活動をする方法を連載します。

 

第1回の「原因」は

「小さな約束を守らない」

です。

 

神は細部に宿る

 

人の本心は「ちょっとしたこと」に

如実に現れます。ここをおろそかに

すると、採用活動の失敗につながる。

候補者から選考辞退の連絡が来る

ことになります。

 

この「ちょっとしたこと」は、

小さな約束を守らなかった場合で

あることがほとんどです。

 

例えば、

「書類選考の結果は一週間以内に

お知らせします」としておきながら、

それを過ぎて連絡をする。

面接時間に1分遅れてくる。

募集要項に関する質問への

回答を数日たってからする。

 

結果的には連絡はしているし、面接は

しているし、きちんと回答している

のだから構わないじゃないか。

 

そう思ったあなたは人の心の機微が

わかっていません。

 

そんな扱いを受けた候補者は、表面的

にはなんとも思っていないように

振る舞いますが、心の中では

「ないがしろにされた」と感じ、

選考辞退を考え始めている。

 

「採用担当者は自分のことを

軽んじているからあんな行動を

とったんだ」

そう受け止められても仕方の

ないことです。

 

あなたの組織の「最重要顧客」に対して

回答期日を守らなかったり、商談の場に

遅れていったりするでしょうか?

しないでしょう。それは相手のことが

重要だからであり、機嫌を損ねたり

してはまずいと思うからです。

 

ちょっとしたことだけに、担当者には

身に覚えがなく、候補者が辞退してきた

理由がわからないのです。だから、

候補者側の問題であり、不義理だと

勝手に判断してしまうのです。

 

いわゆる「おもてなし」が難しいのは

このちょっとしたことに対しての配慮が

難しく、失敗していたとしてもその

フィードバックを得られることは少なく、

改善する機会が得られないからなのです。

 

採用担当者は人を扱う仕事であり、

本質的にはサービス業であるという

意識が必要です。選考辞退される

その原因は自分にあるという謙虚な

気持ちを持つことができるのが

一流の採用担当者です。

 

その基本にあるのは

「小さなことをきちんとこなす」

ことにあるのです。