「辞退」されてしまう採用活動の特徴 Vol.13「観察していない」


採用活動で一番痛いのが

「選考辞退」です。

 

その原因の多くは、候補者の

パーソナリティでもなく、他社

内定等の「外部要因」でもなく、

意外なところにあるものです。

 

避けられる「辞退」をなくして、

余計なストレスを抱えこまない

採用活動をする方法を連載します。

 

第13回の「原因」は

「観察していない」

です。

 

言葉は信じない

 

残念なことですが、候補者は

ほとんど全員、ウソをつきます。

どんなに誠実な人でも、自覚

しているいないに関わらず、

採用選考においてウソを

ついています。

その前提で採用活動をしないと

いけません。

 

なぜ候補者がウソをつくか?

その理由は、採用選考をテストか

なにかと勘違いしている候補者が

多いからです。

それも、マークシート方式の、

本当は理解できていなくても

マークを塗りつぶしさえすれば

正解する可能性があるテストだと

勘違いしている。

 

採用選考に正解はなく、いい点を

取って合格することを目指すもの

ではありません。

そして、マークシートのように

まぐれ当たりで正解することは

ありません。実力がはっきり出る。

 

しかし、採用担当者がしっかりして

いないと、まぐれで合格させて

しまうことがあるのも事実です。

その原因は、候補者をよく観察

していないことにあります。

 

そもそも、なんのために候補者を

呼んで、対面で面接するのか?

それは、書類上ではわからない

「生身の」候補者をこの目で見る

ためではないのでしょうか?

 

それなのに、よく観察することも

せずに、こちらからの質問に対して

どう答えるかばかりを気にしている。

 

どんな態度を取り、どんな行動を

取り、どんなふうに存在しているか。

これをこそ観察すべきなのに、口先

だけの言葉にごまかされるような

失敗をしているのが現状でしょう。

 

こう考えるべきです。

候補者が話すことはウソにまみれている。

ウソとは言わないまでも、主観的であり、

自分に都合のいい解釈で色を付けられた

ことであり、都合の悪いことは隠され

ているものである。

 

そんな言葉よりも、目の前にいる

候補者の存在をよく観察し、感じた

ことのほうを信じることです。