採用活動とは〇〇だ Vol.1「ブーメランだ」


採用活動とは、一言で言えば

なんであろうか?

 

この連載では、一見すると

「どういうことだろう?」

というワードをセレクトして

採用活動をさまざまな角度から

考えていきます。

 

第1回は

「ブーメランだ」

です。

 

しっぺ返しをくらう

 

採用活動に力を入れないと、

いずれ経営に大きな悪影響を

及ぼすことになる。

そういう意味で採用活動は

ブーメランである

 

採用活動には時間もお金もかけ

られないのが現実だという人が

いるが、どうかしているとしか

思えない。

 

なぜなら、売上をあげるのも、

製品やサービスを提供していく

のも、組織を運営していくのも

「人」だからである。他にはない。

 

採用活動は明日のこと会社を作ること。

しかし今日の売り上げがないと、採用

どころではなく、そもそも会社がもたない。

そういう事情があるのはわかる。

 

だからこそ、商品開発や営業活動を

優先させるしかない。今日の会社の

ための仕事をゆうせんするがために、

採用が使う時間もお金もおろそかに

なるという事情があるのもわかる。

 

しかし、どんなに素晴らしい商品を

発明しても、どんなに優れたサービスを

開発しても、それらを作り、提供する

「人」がダメだとすべてが水の泡。

いや、そもそも「人」が良くなければ

素晴らしい商品もサービスも生まれ

ないであろう。

 

ロボティクスやAIによって、人が

やっている仕事を代替できる可能性が

あるが、現状では人手に頼らなければ

ならないところが大きいし、ロボやAI

にはこの先も代替できないと言われる

仕事もたくさんある。

 

「人」こそすべてなのである。

そんな「組織の根幹」と言える

採用活動をないがしろにする

ことは、自殺行為であろう。

 

採用活動に力を入れていなくても

売上はそれなりにあがり、利益も

出るのかもしれない。現状は

全く問題なく動いているのかも

しれない。

 

しかし、そのような態度は確実に

組織をむしばんでいる。眼には

見えなくても、それは確実に

進行しているのである。早くに

気付けばよいが、多くは取り返しが

つかない状態で見つかることだろう。

 

採用活動に力を入れるという姿勢を

「投げ出した」ことによって放たれた

ブーメランは、忘れたころに突然、

組織に決定的なダメージを与える

痛撃となって返ってくるのである。

 


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