人材採用に正解を’すぐに’出すには Vol.6「自社紹介をきちんとする」


人材採用には容易に正解は

出せないものです。

少なくとも採用した時点では

それはわからず、判断には

年単位の時間が必要でしょう。

 

それはわかっていながら、あえて

人材採用する時点で正解を出すと

したらどんなことが考えられるか

について書いていきます。

 

第6回は

「自社紹介をきちんとする」

です。

 

ウェブサイトでは不十分

 

人材採用においては、CMでよくある

「詳しくはウェブで」のような形で

済ませることはあってはならない。

説明会や面接の場でしかお伝え

できない「自社紹介」を必ず用意

しなくてはならない。

 

せっかく説明会や面接の場で、自社に

興味を持ってくれて、わざわざ足を

運んでくれた候補者を目の前にして

いるのである。そのような場で、

ウェブサイトを見ればわかるような

情報をわざわざ上塗りして伝える

ようなことが必要だろうか?

 

そんなことはないと答える人が多い

だろうが、実際にはその域を出て

いない企業・組織が多い。

 

私が採用される側として、候補者と

して出席した説明会や受けた面接で

「ためになったなあ」と感じたものは

数えるほどしかない。実につまらない、

ある意味では「役所での手続き」ぐらい

の必要性しかない場合が多いのだ。

 

説明会や面接の場では、そこでしか

できない「自社紹介」を用意する

ことが必要だし、それができる

採用担当者を養成することが必要だ。

 

自社説明くらいのことなら、事前に

マニュアルを準備し、何度か練習

させれば新人でもできるようになる

仕事だと思ったら、それは大間違い

である。

 

商談の場に例えるなら、事前に力を

いれて用意した名刺を渡すことが

できただけで商談が進むと思って

いるようなものである。

名刺を渡すとともに、自社の紹介を

口頭で効果的に行わなければ商談は

前に進まないのではないだろうか?

 

自社紹介をきちんと力を入れて行い、

それができる企業・組織が、候補者の

心を掴み、次なるステップへといざなう

ことができるのである。

 

もしそこをなおざりにすれば、せっかく

足を運んでくれた候補者を門前払いする

に等しいことだと考えるべきである。

 


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