人材採用の「べからず集」Vol.16「遅れるべからず」


人材採用で重要なことは、

やるべきことをやることではない。

やってはいけないことをやらない

ことなのです。

 

この連載では、人材採用でやっては

いけないことを「べからず集」として

書いていきます。

 

第16回は

「遅れるべからず」

です。

 

採用担当が最もやってはいけない

ことは、遅れることだ。これが

すべてであると言っていい。

 

面接の時間に遅れる。

返信が遅れる。

時流に遅れる。

これらすべて、やってはいけない。

 

面接の時間に遅れるということは、

候補者の時間をムダにするという

ことである。時間は取り返すことが

できない。ムダにしてしまったから

といって、お返しすることもでき

ないのである。

 

時間に遅れるということは、

候補者のことを軽んじている

というメッセージを送ること。

そういう自覚が重要である。

自分のことを大事にしては

くれない組織のために働く

人はいない。

 

返信が遅れるのも同様だ。

約束した期限を守らないのは

どんな理由があっても許され

ないという自覚がなさすぎる。

 

忘れていた、忙しくて、など

まったく理由にならない。

候補者には関係がない。単なる

言い訳に過ぎない。

 

重要なことだという認識がない

から忘れてしまっていたのだ。

他の業務によって後回しになって

いたからに他ならない。

いずれにせよ、「優先順位が低い」

ということをさらけ出したような

ものだ。

 

採用担当者にとって、候補者より

優先するべき相手はいないはず。

であるにも関わらず、そのような

対応をしてしまうことは許されない。

リカバリーできるとしたら、素直に

認めて謝罪するしか方法はない。

 

採用活動は日々厳しさを増している。

今までの、従来の方法を踏襲する

だけでは採用できる可能性は低い。

あらゆる可能性、チャンネル、方法を

試してみなければならない。

候補者が何を考えているか、相手の

ニーズも知らなければならない。

 

そのためには新聞や本を読んで勉強し、

職場以外での交流の場をもたなければ

ならない。情報収集に後れを取ること

があってはならない。