「掘り出し物採用」する方法 Vol.1「ウソをつかない人」


人材難の現在、若くて実績もあり

即戦力になる、誰から見ても

「優秀な」人材を採用することは

困難です。

 

そんな「見た目」に惑わされず、

今はさほどではなくても、これからの

成長が見込める「掘り出し物」採用を

する方法をお伝えします。

 

第1回は

「ウソをつかない人」

です。

 

その場限りならば・・・

 

採用面接を入試や資格試験と

同じように考え

「合格するかしないか」

重要だと勘違いしている

人がいる。しかも多い。

 

どういうことかというと、

たとえその場限りでのウソを

ついてでも、内定が取れるか

どうかが重要なのだという

考え方が横行しているという

ことである。

 

このように考え、ウソをつく

ことに躊躇がない人材を採用

してはならない。

今後も仕事上で、自分を守るため、

自分に都合のいいように物事を

運ぶためにウソをつき続けることが

明白だからである。

 

その場だけを取り繕うことだけに

熱心で、自分の至らなさを認めて

謙虚に学ぶ姿勢がない人は、今後の

成長は見込めない。

 

ウソをついてでも、という考え方は

入試や資格試験であれば構わない。

しかし、こと採用面接ではそれは

完全な間違いだ。

 

先輩やネットの口コミから

「この質問にはこう答えれば

問題ない」

「あの会社はこんな質問が

よくされる」などの情報を集め、

想定される質問に答えを用意する。

 

面接に「合格」することが目的

だから、本当かどうかは問題

ではなくなっている。

 

入試や資格試験には傾向と対策が

あり、過去問もあるから、研究

すれば攻略法が見出せるだろう。

しかし、採用面接に傾向や対策は

ない、ということが理解できない

のである。

 

ウソをついているかどうかを

簡単に見破る方法がある。

候補者が話した内容について

第三者からの証言を取って

「ウラ取り」したいので、

当時の上司や同僚の連絡先を

教えてほしい、と依頼するのだ。

 

実際には、電話して確認することは

しない。その場でアポなし電話でも

しない限り、口裏合わせをされれば

確かめる方法がなくなるかからだ。

個人情報を盾に教えてくれない

だろうことも容易に想像がつく。

 

ならばどこで判断するかというと

「躊躇なく教えようとするかどうか」

という点である。ウソをついて

いないのなら、もし本当に電話

されたとしても何も問題はない

はずである。確かめたいのは

事実関係ではない。

 

もちろん、これに関しても情報が

漏れて「対策」がされ、口裏合わせの

工作もされるだろう。だが、上司や

同僚が口裏を合わせに協力してくれる

という時点で、候補者はちゃんとした

人間関係を築いているということだ。

好ましくない人に協力する人はいない。

 

たとえ対策をされても、当時を知る

人へのウラどり作戦は効果がある。