サラリーマンで終わる人を採用しないために Vol.3「余計な仕事」


これからの時代、企業はサラリーマンで

一生を終わる人を採用してはならない。

逆説的だが、いつでも独立できるだけの

実力を持つ人材を抱え、現実に独立する

人がいてこそ、組織は発展する。

では、一生サラリーマンで終わりそうな

人材はどんな特徴を持っているだろうか。

第三回のテーマは

「余計な仕事」である。

残業代は「余計な仕事」への報酬

働き方改革で残業時間が減ったことを

残業「代」が減ったと捉える人材は、

一生、サラリーマンで終わるだろう。

「今まで余計な仕事をしていた」と捉え、

そのような仕事をしなくてよくなったと

喜ぶようでなくてはならない。

なぜなら、本来必要のない「余計な仕事」

をどれだけうまくこなしても、スキルや

経験にはつながらないからだ。そのような

余計な仕事を残業をしてまで行うから、

社員に支払う給料は「高くつく人件費

として経営者に認識されることになる

結果、業績が悪くなれば真っ先に

削減すべき「コスト」となってしまう。

仕事は給料をもらうためにやるものと

考えているから、そういう発想につながる

のである。自分の成長のため、いずれ組織が

なくなっても生きていけるだけのスキルと

経験を積むために仕事をしている。

そういう感覚を持っていれば、余計な仕事に

費やしていた時間を、ほかの仕事や個人的な

学びや社外の交流に充てることができる

ことをうれしく思うはずだ。

減った残業時間を学びの時間へ変えよ

残業することが許されなくなり、退社時間が

早くなってもすぐに家に帰らず、なにを

するでもなく寄り道ばかりしている

「フラリーマン」が多いそうだ。

早く帰宅しても、テレビばかり見て

だらだらするだけの人も多い。

とんでもないことである。そんな時間が

残業代として、そのような怠惰な人間の

収入となっていたのかと思うと、恐ろしい。

余計な仕事をすることを良しとしない

人材は、定期的に業務を見直し、

捨てるべき業務を洗い出し、捨てるよう

提案している。過去にもそれを行い、

実行している。

採用面接では、過去に余計な仕事を

いかになくし、効率的に業務を行う

ことに熱心だったかをしっかりと

確認するべきである。そうでなければ、

余計な仕事をやり続け、それどころか

自分で作りだしさえするだろう。

お荷物である。

残業時間がどれだけあるかを訊いてくる

求職者も多いが、それには二種類いる。

ブラック企業でないかを確認したいだけ

の人と、余計な仕事をすることを嫌がる

人である。後者であるかどうかを冷静に

見極めることが重要である。