サラリーマンで終わる人を採用しないために Vol.7「新聞を読まない」


これからの時代、企業はサラリーマンで

一生を終わる人を採用してはならない。

逆説的だが、いつでも独立できるだけの

実力を持つ人材を抱え、現実に独立する

人がいてこそ、組織は発展する。

 

では、一生サラリーマンで終わりそうな

人材はどんな特徴を持っているだろうか。

第七回のテーマは

「新聞を読まない」である。

 

ネットのネタ元は新聞だ

 

本を読まない人についても、その危険性に

関して記事を書いたが、それと同じくらい

危険なのが新聞を読まないことだろう。

 

はっきり言って、新聞を読まないので

あれば、サラリーマンとは言えない。

誰もが読んでいるものを読んでいない

ことは致命的である。最低限、おさえて

おくべきことが新聞には書かれている。

それすら知らないのでは、ビジネスの

「共通言語」が理解できないのと同じ。

話がかみ合わず、置いていかれる。

 

かなり前のことになるが、ある評論家が

日本経済新聞のことを

「株式会社日本の社内報」

だと言ったことがある。

これは、決していい意味ではない。

事実、その評論家は日本経済新聞社から

「パージ(追放)された」と明かしている。

 

その評論家が言いたかったのは、

政府や企業の発表内容をそのまま垂れ流して

いるだけの「大本営発表」のような記事

ばかりだ、ということ。揶揄発言であった。

 

しかし「社内報」であるなら、知って

おかなければならないだろう。

社内報の記事は面白いものではないが、

組織に所属する者として知っておかない

と支障をきたす情報が書かれているから

読まざるを得ない。このことが理解できる

のであれば、新聞を読まなければいけない

理由も理解できるはずだ。

 

誰もが知っている情報を

知らないのは致命的

 

もし、新聞を読まない理由が

「難しくて理解できない」ということなら、

事態は極めて深刻である。新聞には難しく

専門家でないと理解できないことは

書かれていない。そして、すべてを理解

する必要もなく、くまなく目を通す

必要すらない。それでも難しく感じるなら、

基本的な知識が欠損していると考えた

ほうがいい。中学や高校の政治経済の

教科書を見直したほうがいい。

 

新聞は大見出しと、それに続く小見出しと

3行ほどのヘッドラインを読めば、概要が

理解できるようになっている。重要な記事

には「関連記事」が別ページにあり、より

詳しく知りたい読者にも配慮されている。

 

新聞は、その内容をきちんと理解し咀嚼

しようとすれば、読む人の力量に応じた

読み方ができるように工夫されている。

ただし、それは毎日読む人であることが

大前提だ。その習慣によって、基本的な

用語が理解できる知識を持つことが

できた人に対してだけである。これも

また事実であるが、まずは読み始める

ことが重要である。