「働き方改革」を人材採用に活かすために Vol.5「ウチは大企業じゃないから・・・」


働き方改革は、いまや国を挙げての

事業となっています。関連する

キーワードも多くあります。

 

この連載では、関連するキーワードを

ひとつずつ取り上げ、これを人材採用に

活用するための方法について考えて

行きたいと思います。

 

第5回テーマは

「ウチは大企業じゃないから・・・」です。

 

中小企業こそ必要

 

働き方改革に関する話を経営者の

前ですると、必ずと言っていいほど

「大企業じゃないから・・・」

という反応が返ってくる。

 

「・・・」の部分に入るのは

 

「ウチには関係ない、必要ない」

「取り組むだけの時間もお金もない」

「中小企業に規制が及ぶのはまだ先」

 

などなどであろう。

 

声を大にして言いたいが

「大企業じゃないからこそ、逆に

働き方改革に取り組まなければ

企業の未来はない」のである

 

つまり、働き方改革に取り組まなければ、

ただでさえ大企業に対して不利な

採用環境が、ますます厳しいものに

なってしまうということである。

待っているのは、人材に恵まれないばかりか、

採用することすらままならなくなってしまう

という未来である。人材不足倒産だ。

 

働く人にとってのメリット

 

中小企業は、大企業に比べて採用環境が

厳しく、採用が難しい。働く人にとっては、

「大企業で働いている」というだけで

メリットが大きいからである。

 

たとえ働き方改革が進まず、旧態依然、

激務で休みが少ない風土、文化があった

としても、ほかの中小企業よりはマシ

だという判断が働く。

事実は逆の場合もあるだろうが、ほかの

企業のことは知らなくて当然だ。

給料や待遇もいいだろうし、名を知られている

企業に勤めているというステータスもある。

事実はどうあれ、少なくともそう考えている。

 

給料や待遇の面で劣る中小企業が

大企業に伍して人材を採用しようと

するのなら、働き方改革に真剣に

取組み、働く人にとって

「お金や待遇以外」の働くメリットを

提示することなくして、どんな方法が

あるというのだろう?

 

働き方改革に取り組めば、今いる人材に

対する効果ももちろんだが、未来の社員に

訴えかけるものを手に入れることもできる。

一石二鳥の取り組みとなるのである。

できることから始めればいい。