「働き方改革」を人材採用に活かすために Vol.6「ダイバーシティ」


働き方改革は、いまや国を挙げての

事業となっています。関連する

キーワードも多くあります。

 

この連載では、関連するキーワードを

ひとつずつ取り上げ、これを人材採用に

活用するための方法について考えて

行きたいと思います。

 

第六回のテーマは

「ダイバーシティ」です。

 

多様な人材は多様な働き方を望む

 

ダイバーシティとは

「多様な人材を積極的に活用しよう」

という考え方のことです。

 

人材の多様さを、企業の競争力向上に

繋げようという経営上の取組です。

多様さとは性別、人種、国籍、宗教、年齢、

学歴、職歴などが考えられます。

 

同じような考え方と行動様式を持った

人材ばかりが集まっていると、これまでの

枠にとらわれない画期的な発想や行動を

取ることは難しい。積極的に「異分子」を

受け入れることが、イノベーションや

企業活性化につながるのです。

 

多様な人材を受け入れるには、多様な

働き方の受け入れとセットになって

いることが重要です。これまでの

働き方という「枠」を変えることなく、

多様な人材に働いてもらおうというのは

ムシが良すぎる話です。

 

働く人が企業に合わせるのではなく、

企業のほうから、働く人の望むほうへ

歩み寄ることが求められています。

 

様な人材は「隠し味」

 

企業にとって主力となる働き手は、

現状では、正社員であることは間違いの

ないところでしょう。パートや派遣社員

とは違って、基本的には正社員は自社の

ためだけに働いてくれます。生活に必要な

収入の大部分を依存していることから

利害関係も強い。そのため、多少の

不満も無理も我慢して働いてくれる

ことでしょう。

 

もちろん限界はあり、それを超えると

転職という形で飛び出されてしまいます。

しかもそのハードルは近年は低くなって

しまっています。さらに、副業や兼業、

あるいはフリーランスという選択肢

取りやすくなった。

 

加えてこれからの日本では外国人労働者の

問題はますます重要になってきます。

それはとりもなおさず、これまで日本では

あまり考慮されませんでしたが、人種や宗教の

問題として我々に迫ってくるでしょう。

日本でこれまで受け入れられてきた働き方が

通用しなくなる時も近いのかもしれません。

 

多様な人材は、料理に例えるなら隠し味

のようなものです。隠し味としての

食材や調味料がなくても料理は成り立つ。

しかし、いまいち風味がなかったり

インパクトに欠け、凡庸な料理になって

しまう。

 

これまでの働き方に順応してくれる

働き手ばかりを求め、変わることを

拒否していては、選ばれない企業に

なってしまい、活気が徐々に失われて

いくことでしょう。


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