働き方改革を台無しにする人事部の悪行 Vol.6「他人事」


働き方改革を推し進めるために

人事部が果たす役割は大きい。

働き方改革を生かすも殺すも

人事部次第であるとさえ、

言っていいでしょう。

 

なぜなら、会社が決定した「方針」を

実際に運営していくための方法を

考えるのは人事部だからです。

 

この連載では、働き方改革の実現に

貢献できる人事とはどのようなものか、

そして、それとは逆に台無しにする

人事部とはどのようなものか、検証

したいと思います。

 

第六回のテーマは

「他人事」

です。

 

「ひとごと」部

 

人事部はその漢字を訓読みして

「ひとごと」部だと揶揄される

ことが多いようです。

 

人事部が社員のほうを向いて

社員のために働いておらず、

やることなすことがまるで

「他人事」のようだと痛烈に

批判してのことです。

 

人事部はすべての社員に対して

「八方美人」ではいられない

ことは以前に書きましたが、

さすがにここまで言われたら、

人事部として機能していない

可能性を疑わなければならない

でしょう。

 

働き方改革のことに関していえば、

法令遵守の名のもとに、とにかく

働く時間を短くして残業をさせない

ように監視するだけの場合がこれに

当たります。

 

とにかく社内に社員が残っていない

ようにすればいい。タイムカードに

残業の記録が残らなければいい。

働き方改革は、業務の見直しや増員、

生産性の向上に対する投資などを

伴わなければ意味がありません。

 

にもかかわらず、「早く帰れ」と

連呼するだけで、実態を伴わない

「改革」をごり押しする人事部が

「ひとごと」部と言われても仕方が

ないでしょう。

 

「ひとごと」仕事は

一大事につながる

 

形だけの「働き方改革」のウラで

何が起こっているか?社員は仕事を

平日は家に持ち帰り、休日はスタバに

行って「隠れ残業」をしているのです。

 

何も変わっていない。残業が「見た目は」

なくなっただけです。それどころか、

以前よりも管理が厳しくなり、まるで

「監視」されているように感じています。

残業代ももらえなくなった。働き方改革

なんてなにもいいことはない。

 

そんな社員の実態を顧みようとしない

職場が働き方改革とは、まさに

「片腹痛し」ですが、その片棒を担いで

いるのが社員のことを「ひとごと」と

しか見ていない人事部なのです。

 

働きやすい環境にするために人事部は

存在しています。なのにこのような

体たらくでは、いまに一大事が起こる

ことでしょう。「上」から来ますよ、

恐怖の大王が。

 


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