企業が採用すべき人、採用してはいけない人 Vol.1「勉強しているか」


「人材こそが最大の財産である」

企業がどんな人材を採用し、

どんな人材を採用しないのか。

その自由は各企業にありますが、

この点は共通するでしょう。

 

この考え方に立てば、ある程度までは

「採用すべき人」そして

「採用してはいけない人」

を定義することができる。この連載は

それをテーマとしています。

 

第1回のテーマは

「勉強しているか」

です。

 

陳腐化していく

 

「学校を卒業したらもうそこで

勉強は終わりだ」と思っている

人を採用してはいけません。

 

むしろ、社会に出てからの勉強の

ほうが重要だとすらいえます。

学校の勉強は、社会に出てからの

勉強の基礎作りすぎません。

 

新聞を読み、本を読み、勉強会等に

参加して社外との交流を持っている。

そういう人でないと、今は業績をあげ

輝いていたとしても必ずその光を失い

陳腐化します。

 

通勤時間中にスマホでゲーム。

働き方改革で早く帰れるように

なっても、行く当てもなくフラフラ

街をさまよう「フラリーマン」。

家に帰ったもスマホいじり、テレビ、

休日も同じく。

 

採用する前に、今でも自分のために

何かを勉強し続けているかどうかを

極めて慎重に見極めなければなりません。

履歴書・職務経歴書に書かれているのは

「過去の栄光」にすぎないということを

忘れてはいけないのです。

 

面接で質問すること

 

このような「学び続ける」人を採用する

ためにするべき質問は、決して難しい

ものではありません。

 

「最近読んだ新聞記事で注目したもの、

その理由」

「最近読んだ本でおススメの本、

その理由」

「私たち面接官が知らないだろう

ことを、どんなことでもいいから

1つ教えてほしい」

 

など、毎日をボーっと生きていて

新しいことを学んでいない人には

答えづらいが、学んでいる人には

造作もない質問をすればいい。

 

大体において候補者は、履歴書や

職務経歴書に書いたことに関連する

質問については事前に予想し、

「理論武装」しています。つまり、

自分に都合がよく、良い印象を持たれる

答えを用意しているということです。

 

これを看破し、本当のところを探る

のは簡単ではありません。経験を

積んだ面接官でも難しいものです。

それを面接官のほうでうまく

「かわす」ためにも、この質問は

有効です。

 

毎日が勉強であり、それは生きている

限りは一生涯続くものである。

この変わらぬ真実に忠実である人を

採用する志を忘れないことです。