企業が採用すべき人、採用してはいけない人 Vol.8「反応が早いか」


「人材こそが最大の財産である」

企業がどんな人材を採用し、

どんな人材を採用しないのか。

その自由は各企業にありますが、

この点は共通するでしょう。

 

この考え方に立てば、ある程度までは

「採用すべき人」そして

「採用してはいけない人」

を定義することができる。この連載は

それをテーマとしています。

 

第8回のテーマは

「反応が早いか」

です。

 

最大24時間

 

電話にしろメールにしろ、

こちらから送ったなんらかの

連絡について、24時間以内に

リアクションがない人は

採用しないほうがいいでしょう。

 

リアクションが遅れた理由を問えば

「ちょっと時間がなくて」

「忙しくしておりまして」

などという答えが返ってくるなら、

その場で不採用を決めていいくらいです。

 

リアクションが早いかどうかは、

採用するかしないかを決める

重要な要素です。なぜなら、

1つは「本命ではない可能性があること」

もう1つは「優先順位をつけて仕事をする

ことができない可能性がある」からです。

どちらも、採用対象として考えていくには

難があります。

 

一つ目に関して言えば、忙しい、時間がない

という言葉を口にするとき、その言葉には

「さして興味もない御社のために使う

時間はありません」という意味が込められ

ているのです。

 

内定のオファーを受けるか受けないかなど、

よくよく考えて、周囲にも相談のうえで

決めなければならないものを除けば、

リアクションするのにものの5分程度も

あれば十分のはずです。

その時間も捻出できないほど忙しい

人は、そうそういない。苦しい言い訳だと

言わざるを得ません。

 

にも拘わらず、リアクションに24時間以上

かかるということは、あなたの会社のことは

その人にとって重要ではない、取るに足らない

存在であるということです。これ以上は追い

かけても徒労に終わる可能性が高い。内定を

出しても、考えるフリくらいはするでしょうが、

結局は辞退することでしょう。

 

優先順位をつけること

 

二つ目の

優先順位をつけて仕事をする

ことができない可能性がある」

に関してですが、仕事をすると

いうことは、目の前にある様々な

ことの優先順位をつけていく作業

でもあるからです。

 

昨今の働き方改革により、残業を前提と

した「行き当たりばったり」の働き方は

認められなくなっています。時間が足り

なければ残業すればいいという時代では

ありません。仕事の優先順位をつける

ことができない人は淘汰されていきます。

やるべき仕事から始め、やるべきではない

仕事はバッサリと切っていく事すら

必要とされます。

 

転職先としてこれから世話になる

可能性がある会社からの連絡は

「優先順位:高い」と認識して

先に取り掛かるべきことです。

にも拘わらず24時間以上放置する

というのは、目の前の仕事を組み

立てて時間を作ることができない

ということを意味しています。

 

リアクションの早さは、その人を

採用するかどうかを測る、重要な

要素なのです。