採用担当者が忘れがちなこと Vol.7「マーケッターである」


採用担当者が所属する組織に対して

できる貢献とは何でしょうか?

 

営利組織である限り、売り上げをあげ

利益を出すことが求められます。

しかし、採用担当者は売り上げを

あげることもなく、かといって

コスト削減ができる機会も少ない。

 

この点を踏まえて、採用担当者が

組織にできる貢献とは何か?

この問いに真摯に向き合うために、

日々の業務をこなす中で

「忘れがちなこと」について

書いていきます。

 

第7回のテーマは

「マーケッターである」

です。

 

採用したいと思える人

 

採用担当者の仕事は、採用部署が

採用したいと思える人を面接に

呼ぶことです。そのためには

マーケティング活動が必要です。

 

マーケティングとは、調査活動の

ことではありません。営業でも

ありません。営業担当者の前に

「顧客になる可能性のある人」

を連れてくることです。

 

ピーター・ドラッカーの言葉に

よれば

 

マーケティングの理想は、

販売を不要にするものである」

 

ということにもある通り、

営業活動をしなくても

顧客の方から「買いたい」と

列をなすようになり、売上が

あがることを目指すものです。

 

採用担当者は、候補者が

「御社に入社したい!」と

アプローチしてくる状況を

作ることが仕事です。しかも、

採用するに値するほど優秀な

人材だけを、です。

 

集めるだけなら簡単

 

身もふたもないことを言うよう

ですが、候補者をただ集める

だけなら簡単です。

 

高給・好待遇をうたい、応募に

際しては履歴書不要、面接には

こちらから出向くなど、ハードルを

下げるだけでいい。

 

結果として応募は集まるでしょう。

しかし、優秀でもなければ入社する

意思もない「価値のない」リストが

積みあがるだけです。

 

これが採用担当者の仕事である

はずがありません。お金と時間を

ドブに捨てるようなものです。

 

そうではなく、マーケティング活動を

して、アピールすべき自社の長所を

見出し、それに惹かれるターゲット

層に対して適切なメッセージを届け、

応募を促す。それが本来の仕事です。

 

そのためにはなにをすべきなのかを

考え実行することなくして、採用の

仕事に成功はありません。

 

採用担当者の究極の成果は

「面接を不要にすること」

なのかもしれません。