間違いだらけの採用活動 Vol.4「土日に面接する」


多くの企業がやってしまっている

「間違った採用活動」について

 

採用される側として面接300回、

採用する側で1000人以上を面接した

「ハイブリッド」な視点から

 

お伝えしていきます。

 

第4回は

「土日に面接する」

です。

 

候補者の要望

 

多くの場合、転職活動は在職中に

行われます。平日の昼間は勤務中である

わけですから、平日の夜遅くか土日に

面接を希望する候補者が多い。

そして実際、その希望を受け入れる

ことも多い。

 

しかし、平日の昼間に働いているのは

採用担当者も同じ。

夜遅くに面接すれば残業になるし、

土日なら休日出勤になる。

 

候補者は一度だけのことだが、

採用担当者は下手をすると残業続き、

休日出勤続きになってしまう。

 

 

採用難なので、求職者側の力が強くなって

求職者の希望に企業側が合わせることが

多くなっている。

本当は夜遅くも土日も面接はしたく

ないが、そうでもしないと面接に

来てくれないかもしれないという

ことにおびえているのでしょう。

 

しかし、この発想は危険です。

 

「いつでもいいよ」という仕事は

手を付けられぬままに放置され、

いつ誘ってもデートに来る相手には

魅力を感じなくなる。

下手に出てはいけないのです。

 

「いつでも面接にお越しください!」

というのは、求職者の都合を優先しよう

という計らいだということはわかります。

 

しかし、そんな企業への興味関心は

逆に薄くなってしまう。

簡単に手に入るものには魅力が

なくなってしまうのです。

 

高嶺の花

 

求職者にとって企業は、簡単に

自分の言いなりにはならない

「高値の花」であり、憧れの存在で

あってほしいもの。

 

平日の昼間しか面接に対応して

くれないのなら、有給を取ってでも

面接に行く価値のある存在であって

ほしいのです。

 

自分のために残業や休日出勤をしてくれる

ことは嬉しいことではあります。

しかし、それでは物足りない。

候補者にそう感じさせてしまうと、

もはや入社する対象としては見られなく

なってしまいます。