間違いだらけの採用活動 Vol.7「短距離走と考える」


多くの企業がやってしまっている

「間違った採用活動」について

 

採用される側として面接300回、

採用する側で1000人以上を面接した

「ハイブリッド」な視点から

 

お伝えしていきます。

 

第7回は

「短距離走と考える」

です。

 

急がば回れ

 

採用活動は十分なお金と時間をかけ、

長い目で見なければ失敗します。

 

お金をかけず、短期間で終わらせる

方法はない。短距離走ではなく、

長く苦しいマラソンレースを走る

ことになるという覚悟が必要です。

 

マラソンを走るとなれば、コースを

研究して戦略を練り、当日の風や気温の

状況によってペース配分を変えるなど、

しっかりとした準備を時間をかけて

行わなければ、リタイヤすることになる。

 

「安く早く」とは真逆の「高く長い」で

考えないと、優秀な人材は採用できない。

 

経営はスピードが大事だからと、

採用の決定まで早く行ってしまう

ようなことをすれば、きっと後悔する

ことになるでしょう。

 

必要な「早さ」

 

早くしたほうがいいことがあると

すれば「レスポンスの早さ」です。

 

書類選考を早く行い、面接日時を早く決め。

結果の知らせも早い。問い合わせにも

迅速に対応する。

 

候補者のほうは、応募したあと、面接した

あとは早く結果を知りたがっています。

「宙ぶらりん」の状態は居心地が

悪いですし、早く結果がわかれば

次の行動にも早く移れる。

 

少しでも早く選考を進めて囲い込まないと

優秀な人材を採用できないという

「プレッシャー」からではなく、

「早く対応をしてあげることが候補者の

ためである」という発想から行うこと

こそが大切です。

 

そういう「心根」というものは、すぐに

伝わってしまうものです。

 

採用活動全体はマラソンレースですが、

候補者へのレスポンスは短距離走の

ように素早く行うべきです。

 


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