採用活動のIs that True(本当にそう)? 第3回「面接は最初の印象で決まる?」


採用活動に関わる全ての人が

なかば常識と思っていることに

「本当にそう?」「もしも?」と

問いかけ、考えてみるシリーズ。

 

第3回は

「面接は最初の印象で決まる?」

です。

 

人間である以上、最初の見た目の印象、

第一印象を持つことは避けられません。

 

もっと言えば「見た目が9割」とも

言われるように、その第一印象を

覆すことは難しいと思います。

 

面接は第一印象と最初の数分で評価が

固まり、あとの時間はその評価を

補強する材料を集めるためにある、

とも言われます。

 

最初に悪印象を持たれると、それを

覆すのは難しい。

 

しかし、一方で

「終わりよければすべて良し」

という言葉もあります。

 

結末が良ければプロセスは問題に

ならないということですが、逆に言えば

最後が悪ければダメだということ。

 

それまで面接はうまくいっていたのに

最後で失敗すれば、その印象が強く残り

落ちてしまうかもしれない。

 

結局、面接に合格するか落ちるかは

「勝負は時の運」ということなのかも

しれません。

 

どんな一流のスポーツ選手だって、

ベストを尽くしても「勝利の女神」

に微笑んでもらえなくて、格下相手に

負けることがある。

 

しかし、本物のプロは、準備万端整えて、

あとは「天命を待つ」状態に、

常に自分を持っていっているのは

確かなことでしょう。

 

どんな時もベストを尽くす。

その姿勢を持っていなければ

最初の印象も最後の印象もなく、

「悪」印象しか残りません。


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