採用面接の「格言」第2回 「本人よりも周囲の意見を探れ」


私が多くの採用面接を行ってきた

経験から導き出した格言をご紹介し、

どこに注意して面接をすればいいかを

お伝えするこのシリーズ。

 

第2回は

「本人よりも周囲の意見を探れ」

です。

 

レジュメ(履歴書・職務経歴書)は

もちろん面接でも、候補者は嘘をつきます。

 

ウソは言い過ぎかもしれませんが、

誇張もしくは事実誤認をそのまま

書いたり話したりします。

 

それをそのまま鵜呑みにしていては

候補者に騙されることになります。

 

周囲の意見・反応を訊く

 

レジュメには自分の主観的な解釈を

もとにした「経歴・実績」が並び、

面接でされた質問にも主観的な

解釈を答えるのが候補者です。

 

候補者がどう思ったか、どう行動したか

ということだけでなく、候補者に対する

周囲の反応や意見のほうに関心を向けて

質問するようにしましょう。

 

「あなたの上司は、あなたのことを

どういう評価をすると思いますか。

その根拠は」

「あなたは周囲からどんな人だと

評価されていますか」

「その業績を上げる際に誰の協力を

得ましたか」

 

などです。

 

本人と周囲の評価は違っているのが

通常です。もし必要なら、候補者の

元上司や同僚に話を聞いてみることも

考えてみましょう。

もちろん、候補者の了承を得たうえでの

ことですが。

 


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