採用される側として、私は数限りない
採用面接を受けてきました。
「シューカツ」の時に就職氷河期に
ぶち当たってさんざん苦労。
その後、転職を4回。
うち2回は、離職期間は1年近く。
受けた面接は300を下らない。
書類選考まで範囲を広げれば、実に
3000社以上は接触しているはず。
その経験から言わせてもらうと、
何年たっても、採用選考の過程で
受けたひどい扱いは忘れません。
その企業の製品は絶対に買わない!
友人が転職を考えていると相談に
来たら「絶対やめておけ!」と
助言して引き留める。
そんな企業が何社もあります。
採用活動は
「自分が応募者だったら
こうしてほしいだろうなと
思うこと」
を想像して、応募者に
接してください。
採用担当者のその気持ちは、必ず
応募者にも伝わります。
応募者は、自分のことを採用担当者が
考えてくれていると感じられるだけで、
すごく暖かい気持ちになれるものです。
逆にそうでなかったら、一度は
入社したいと考えた企業であっても、
いえ、そうであるがゆえに、恨みが
何倍にもなります。
「可愛さ余って憎さ百倍」
です。
採用担当者には、想像力と、
良いと思ったら即行動に移す
スピード感が重要です。
顧客に接するように、
応募者にも接してください。