海外記事でよく目にするキーワード Vol.6「Unconscious Bias」


海外(主にアメリカ)の人事・採用関連の

記事でよく目にするキーワードについて

紹介していきます。

 

日本はアメリカに2~4年遅れている

と言われています。アメリカの最新

トレンドを押さえておけば、時代を

先取りできます。

 

第6回は

「Unconscious Bias」

です。

 

人の評価は不可能?

 

多くの人が、人を見る時に

「バイアス」にかかっています。

採用活動において、このバイアスを

できるだけ排除することにどれだけ

苦慮しているかが、海外記事では

よく出てきます。

 

バイアスとは「偏り」のことです。

 

服装や顔などの見た目。

話す声の大きさやトーン。

身振り手振りやしぐさ。

 

これら人が人を見る時に判断材料と

することは、ほとんどがバイアスの

原因になりえます。

 

アメリカではバイアスを排除するために、

応募書類には顔写真はもちろんのこと

名前さえもありません。

 

面接(ジョブインタビュー)においてさえ、

直に会うことはせずにカメラを通して行い、

顔もわからず声も変換された状態でされる

そうです。

 

見た目の印象に左右されないよう、

そして人種や性別、年齢によって

バイアスがかからないようにしている

というわけです。

 

無意識に影響されている

 

多くの人が「自分は客観的に判断している」

と考えているものです。

しかし実際には、ほとんどの人が

バイアスからは逃れられません。

見た目にかなり左右されるのです。

 

ある心理学の実験で、イケメンの被告と

イケメンではない被告とで、陪審員が

言い渡す判決に違いが出るかを確かめる

試みがされました。

 

結果は、イケメン被告のほうが

言い渡される判決がはるかに軽かった。

そればかりか、イケメンではない被告の

ほうが明らかに罪が軽いにもかかわらず、

イケメン被告と同じくらいの判決が

言い渡されてしまう始末でした。

 

「残酷な真実」「美貌の経済学」など、

見た目が大きく人生を左右するという

ことを赤裸々に書いた本も多数あります。

 

おおっぴらには誰も言いませんが、

見た目には大きな力があります。

採用に関してもそれは変わりません。

 

ダントツになる必要はありませんが、

人並みにしておいて損はないですね。