候補者からされた「鋭い質問」ベスト5  第5位「一番重要な業務は?」


この連載では、面接官として私が

実際に候補者からされた質問の中で

「なかなか鋭いな」と感じたもの

ベスト5を発表します。

 

第5位は

「募集要項に列挙されている

担当業務のなかで、一番重要だと

お考えの業務は何ですか?」

です。

 

募集要項には、入社する方に担当して

ほしい業務が、複数列挙されている

のが通常です。

 

しかし中には、あまりに担当業務が幅広く

なってしまっていたり、結局何を候補者に

求めているのか、焦点がぼけてしまって

いる場合があります。

 

募集する側からすると、入ってくる人に

こんなこともあんなこともやって

もらえたら、と考えてこうなって

しまうのはわかります。

 

ミスマッチを入社前に防ぐ

 

しかし、候補者側からすれば、上司になる

人が一番重要だと考えている業務が何か、

それがわからないと、入社してから望まぬ

仕事をするハメになるかもしれない

というリスクがあるわけです。

 

そのリスクを事前に潰そうとして

発せられた質問です。

 

質問に対する面接官の回答が、候補者が

あまり望まない業務で在る場合は

選考辞退になるでしょうが、それは

仕方のないことです。

 

むしろ、事前にお互いが相手に求める

ことを確認することができて良かった、

と考えるべきでしょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください