候補者からされた「つまらない質問」ベスト5  第4位「転勤はありますか?」


この連載では、面接官として私が

実際に候補者からされた質問の中で

「そんな質問してどうするのかな?」

「意図がよくわからないな」と感じたもの

ベスト5を発表します。

 

第4位は

「転勤はありますか?

です。

 

昨今の働き方改革や人手不足による

影響で、転勤がない代わりに給与や

昇進に条件が付く「地域限定社員」

のような働き方もありますが・・・

 

「転勤はない」と言い切れるわけがない

 

ただの一面接官にすぎない人に

「転勤はありますか?」と質問しても、

「将来いかなることがあっても転勤は

させられない」という確約が得られる

わけではありません。

 

加えて、社内・社外を含めて、状況が

どう変化するか、先のことは誰にも

わかりません。

 

ひょっとしたら在るかもしれないし、

まったくないかもしれない。

答えはそれだけです。

 

この質問をしたところで

得られる答えは決まっている

という点で、有効な質問では

ないのです。

 

募集要項に転勤について書いてある

場合でも、この質問をしてくる候補者が

いるのには首をかしげたくなります。

 

面接でわざわざ質問してくるような

あなたにとって重要なことが、募集要項に

書かれているのに気づかないのですか?

 

あなたは本当に当社を希望して面接に

きているのですか?

 

そうこちらから逆に質問したくなります。

 

いずれにせよ、限られた時間の中で

どうしてもしなければならない

質問でないのは確かですね


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