魚心あれば水心
【意味】
魚に水と親しむ心があれば、
水もそれに応じる心を持つ。
相手が自分に対して好意を持てば、
自分も相手に好意を持つ用意がある
ということ
何が面白くないのか、やたらと
高圧的だったり、こちらの話に
うなずくなどの反応もなく、
仏頂面をしている面接官がいます。
なにも特別に「愛想よく」してほしい
というわけではないですが、
「そんなに面接したくないなら、
してもらわなくてもいいですよ」
と言いたくなる衝動を、面接を受ける
立場の時に何度抑えたことか。
「採用面接では応募段階から考えれば
99%の人は採用には至らない」という
事実があります。
仏頂面をしている面接官は、おそらく
この事実をこんなふうにとらえています。
「どうせこの候補者と会うのも
面接のときだけのことだ。今後は
もう会うこともない」
こんな気持ちで面接をされれば、
たとえ内定をもらっても辞退される
のがオチです。
あなたが候補者に対して
「面接を受けに来てくれてありがとう」
という気持ちを持っていれば、それは
かならず候補者に伝わります。
たとえ入社にいたらなかったとしても
今後、なんらかの関係が続き、あなたに
大いなる恩恵がもたらされるかも
しれません。
面接官と候補者という関係でも
出会いは出会いです。
出会いを大切にしましょう。