成果を出す人を採用する「面接のやり方」 Vol.6「尋問しない」


この連載では、あなたの会社の発展に貢献し

「成果を出す」人材を採用するための

面接のやり方について書いていきます。

 

第6回は

「尋問しない」

です。

 

候補者の過去にこだわらない

 

これからあなたの会社で働き、

成果をあげることができるかどうかを

判断するために行うのが面接です。

 

転職を何回していようと、

どんなに大きな失敗をしていようと、

それは過去のことにすぎません。

 

採用面接は、犯罪捜査のように初めから

疑いを持って被疑者にアリバイを

尋ねることとは違います。

過去のその時に、何をしていたかは

関係ありません。

 

それなのに、退職理由や過去の失敗の

原因についてばかり質問し、あら探し

をするような面接が多いことは

残念でなりません。

 

「ミライ」について質問する

 

これからあなたの会社で働き、

成果をあげることができるかどうか。

それだけが関心事項であるはずです。

 

目の前の候補者がどんな強みを

持っていて、それを使って当社に

どんな貢献ができるのか。

そのことにこそ注目すべきです。

 

なぜ転職したのか。

なぜそんな失敗をしたのか。

そんな過去のことを質問するのは

やめてください。

 

「あなたはどんなことで当社に

貢献できるのですか」

「あなたの持っている強みを

当社でどのように活かしますか」

 

これこそが「ミライ」に目を向けた

質問です。


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