この連載では、あなたの会社の発展に貢献し
「成果を出す」人材を採用するための
面接のやり方について書いていきます。
第11回は
「コンテストをする」
です。
ミスコンは実演主義
ミスコンではエントリー時に書いた
特技を審査員の前で実演します。
スリーサイズも事前に申告されてますが、
水着審査という「実演」があります。
趣味や特技についてプレゼンよりも
「実演」を重視して、披露することを
求められるのがミスコンの特徴です。
履歴書は自己申告に過ぎない
採用面接に目を移すと、履歴書も
自己申告でしかありません。
そして、自己申告の内容を実演する
ことはほとんどなく
「私はこんなことができます」と
上手にプレゼンできるかどうかが
面接の結果を左右します。
面接官としては、履歴書の内容にも、
上手なプレゼンにもだまされないよう、
心がけることがなにより重要です。
できることなら、実際に面接の場で
「実演」してみせてもらったほうが
話は早い。
エンジニアなど技術系の仕事なら
実技試験は簡単でしょう。
営業や事務の場合は難しいかもしれませんが、
ケーススタディを設定するなどの方法で、
実技を見る「コンテスト」をすることです。
採用したいのはアピールが上手い
「グッドプレゼンター」ではなく、
実際に仕事で成果を上げる
「グッドパフォーマー」です。