これがヘタくそな面接「ヘタ面」だ! Vol.6「その場しのぎである」


この連載は

「ヘタくそ」な面接事例と

その理由をカンタンに述べます。

 

第6回

「その場しのぎである

 

手品には余計な動きは一つもない

 

手品には、一切の無駄がない。

一見するとさしたる意味は

なさそうな動きや言葉にも、

手品を成功させるために

なくてはならない手順であり、

要素なのだそうです。

 

採用面接も手品のようにあるべき。

 

面接でする質問にはすべて

「意図」「順序」があるのが

望ましいのですが・・・

 

実際には、興味本位であったり、

採用可否の判断に関係のない

質問が多いのが実情。

 

事前準備と面接技術

 

候補者が面接に臨むとき、

人生を左右するかもしれないという

一大決心をしています。

 

事前の準備は万端整え、想定される

質問に対する答えを用意し、企業の

情報もインプットして武装してます。

 

そんな「敵」に、事前の準備も、

適切な質問をする面接技術も

持たないで勝てるわけはない。

 

面接の技術を習得するには経験が

必要ですし、勉強を続けてないと

陳腐化していきます。

一朝一夕で身につくものではありません。

 

だからこそ、候補者の履歴書を読み込み、

面接の流れをシミュレーションし、

質問をいくつも考えておく。

最低限、これだけはやっておきたい。

 

その場しのぎで、質問もその場で

思い付きで投げかけるだけでも

面接を進めていくことができてしまう。

 

そこが面接の恐いところです。

 


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