この連載は
「ヘタくそ」な面接事例と
その理由をカンタンに述べます。
第13回
「候補者に興味がない」
この中に1人・・・?
300社以上の面接を受けてきた
私の経験上、面接官が1人である
ことは少なく、9割は2人以上の
面接官がいます。
そして、面接官のうち1人は、
明らかに自分に興味がないのだな・・・
という態度をとっている面接官が
混じってることがあります。
面接を受けている側から見ると
すぐにわかります、そんな
面接官のことは。
興味がないのなら、なぜ面接に
呼んだのか?と思いますし、
実際に質問したこともあります。
本当に失礼なことです。
会ってみるとそれほど?
立場を変えて。
1000人以上の面接をしてきた
面接官の立場からすると、
履歴書上では素晴らしい候補者も
会って話を聴くと
「あれ、思ってたほどじゃないな」
ということはあります。
というより、そのケースのほうが
圧倒的に多い。
しかし、そんなことを態度に出して
しまうようでは、面接官として
「へたくそ」であると言わざるを
得ません。
面接に呼んだのはこちらなのです。
会って話を聞いてみて、採用できる
レベルの人物ではないというだけ。
目の前の候補者を尊重するという
態度は忘れてはいけません。
その態度を表すには
「傾聴する」という姿勢
に尽きます。
これだけは忘れないで下さい。