この連載では、人材採用に関する
海外英文記事を毎日読んでいて
学んだことを、みなさんとシェア
していくものです。
第6回は
「AI相手の面接になる」
です。
書類選考はすでにAIが担当
採用担当者の時間の半分以上は
書類選考に使われています。
残り半分の多くは、面接日時の調整や
求職者からの問い合わせ対応、
採用・不採用通知の発行などといった
事務作業に使われています。
これらはAIで代用することが可能で、
実際にシステムを導入している企業も多い。
例えばソフトバンクは、新卒採用の
エントリーシートはAIを使って選別を
始めています。
応募数が多い企業や組織から、
採用担当者の「事務作業」を
AIに代行させようという
動きは進んでいくでしょう。
面接も全部AIになる?
では面接はどうでしょうか?
明らかに不適格な人物を除外する
ために行われる、いわゆる
「スクリーニング面接」や
このあとの選考に進むかどうかを
決めてもらう「事前面談」のように、
あらかじめ「想定問答集」が作れる
と考えられる種類の面接・面談は
AIが代行することは十分に考えられます。
この段階までで不合格となった
応募者にとっては、応募段階から最初の面接まで
人間と接触するなく終わってしまう、
ということが現実になるかもしれない。