面接官として採用する側でも、
求職者として採用される側でも
豊富な経験を持つ私から見て
「これを言ったらお終いだ」
というNGワードを3つご紹介します。
NGワード その①
「その日は予定がありますので
別日程をお願いします」
面接する側からすると
いくつも候補日時を出して面接調整
しようとしても、なかなか決まらない
候補者に対しては良い感情を持ちません。
現職が忙しくてどうにもならない場合も
あるでしょうが、本当に志望度が高い
企業の面接なら、なんとしてでも
調整して受けに行くはずです。
面接される側の経験から言うと、
本命の内定があと少しで出そうだとか、
他の企業の面接とかぶってるとか
そういう理由の場合が多いですね。
いずれにせよ、こういう反応をする
候補者は、あなたの会社をあまり
重要だと思っていないでしょう。
場合によっては、切ってもいいです。
NGワード その②
「忙しい」「時間がない」
このワードがNGなのは採用面接に
限りませんが、なんらかの行動の
理由に「忙しかったから」と言った
瞬間、この人はだめだと思うし
そう思われても仕方ないです。
仕事ができる人は
「忙しい」と決して言いません。
時間がないとも言いません。
「忙しい」は
「あなたに関すること以外で忙しい」
という意味ですし、
「時間がない」は
「あなたのために使う時間はない」
という意味だからです。
NGワード その③
キャリアップしたいからです
漠然としてますし、
どこの面接でも言えることですし、
転職したらなぜキャリアアップ
できると思うのかも不明。
結局、「今の会社が嫌なんです」
と言ってるのと同じなのです。
だったらそう言えばいいのに、
わざわざ「前向き発言」に修正
してしまってるから、
薄っぺらいんですね。
あと、このセリフ、面接官は
聞き飽きてます。それだけで
マイナス効果なのがわかるでしょう。
以上、代表的な「NGワード」を三つ
挙げて解説しました。
これらを使うのを避けるだけで、
あなたという人間が違って見えて
来ると思います。