すべての働く人にとって
「学びと交流」がこれほど
重要になった時代はありません。
組織の外に目を向ける必要性に
気付いている、すべての人に
贈る連載です。
第一回は
「頼れるご近所さん」
です。
所属する組織よりも寿命が長くなった
人間は、組織に依存して生きることは
極めて危険。
事実上、できなくなりました。
たとえずっとその組織で働きたいと
思っていても、組織がある日突然
なくなってしまったり、業績が悪くなれば
いつでも簡単に組織からリストラされ、
冷たく見捨てられる。
そんな事態の前に、1人の人間など
まるで無力です。
たった1枚の給与明細を失った
瞬間から、どうすることもできず
その場に立ち尽くす。
それが多くの人の姿でしょう。
昨日まで仲間だと思っていた
組織内の人間もあてになりません。
組織という枠がなくなったら、
自分のことを考えるのに必死。
簡単にバラバラになってしまう
でしょう。
組織内の人があてにできない
のなら、なにをあてにすれば
いいのでしょうか?
組織外に築いたネットワーク
これからの時代は、所属している
組織内の人脈を作ることよりも
組織の「外」にこそ人脈を
持つことです。
しかも「使える」人脈を、です。
それは、名刺を交換しただけで
顔も思い出せないようなものとは
真逆の存在で、困ったときに
あてにできるものです。
それを表現したのが
「頼れるご近所さん」
です。
頼れるご近所さんの概念は
「物理的に近い」ということだけを
意味しません。
ネットでいつでも連絡が取れ、
雑談ができ、アドバイスや相談が
できる人のことです。
普段は顔を会わせることはなくても
なにか困難なことや困ったことが
起こった時にはサッと集まって
チームを作り、力を合わせ問題に
取り組んでいく。
むかしは、晩御飯を作るときに
醤油が切れていることに気付いたら、
ご近所さんに借りたものです。
着替えて財布を持って近所の
スーパーに買いに行くということは
ありませんでした。
いざというときに醤油を借りるために
頼りにできるご近所さん。
それが、働く人にとって必要な
組織外ネットワークの役割と同じ
なのです。
■組織外にネットワークを築くことができる
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