学びと交流がビジネスを加速する Vol.4「雑談から生まれるアイデア」


すべての働く人にとって

「学びと交流」がこれほど

重要になった時代はありません。

 

組織の外に目を向ける必要性に

気付いているすべての人に

贈る連載です。

 

第四回は

「雑談から生まれるアイデア」

です。

 

「フリーアドレス」というオフィスの

形態をご存知でしょうか?

 

オフィス内で個人の特定のデスクを

決めず、仕事の状況に応じて、

空いている席やオープンスペースを

自由に使って仕事をすることです。

 

部署ごとに固まって座っているわけ

ではないので、いろいろな部署の人が

隣同士になることで会話が生まれます。

そこから偶然に、思いもよらない

アイデアやコラボができあがる、という

期待がある。

 

新興企業、スタートアップの企業に

このような形態のオフィスが多いよう

ですが、ユニクロや楽天など、いまや

大手となった企業でも取り入れています。

 

オープンスペースを広く取り、

社員が偶然に出会い、立ち話をする。

そんなことが自然と起こるような

空間デザインを取り入れたオフィスに

なっているようです。

 

Googleでは、同じミッションを持つ

チームはできるだけデスクを近くに

置いて、すし詰め状態になっている

といいます。

何もなくても、雑談レベルのことを

いつでも話せるようにしています。

 

社員同士のコミュニケーション、

もっと言えば雑談を促すことに企業は

目を向け始めています。

 

喫煙所の立ち話、つまり雑談で仕事が

進むことがあった時代もありましたが、

それはもはや過去のこと。

 

そんな雑談がアイデアやイノベーションを

生むかもしれないということに、

企業は期待を寄せているのでしょうが・・・

 

それでは不十分です。

 

所詮は「井の中の蛙」?

 

いくら組織内での会話が活発に

なっていたとしても、同じ空気を

吸っていて、同じ文化の中で

働いている者同士。どうしても

考え方が似てきてしまいます。

多様性に欠けてしまいます。

 

数百人単位で人が働いている

オフィス内であればまだいいですが、

多くの中小企業は数十人単位。

さらに似た者同士になってきてしまう。

多様性はほとんどなくなってしまって

いるのではないでしょうか。

 

やはり、組織の外に出て多くの人と

交流する機会に積極的に足を運んで

新しい水をどんどん取り入れなければ、

水が淀みます。

 

井戸は大量の地下水がその奥にあるので

新鮮さが保たれていますが、数十人単位の

組織では、組織の外の水をいれなければ

人の多様性にもおのずと限界がある。

 

社内のコミュニケーションを活発にする

ことと同時に、社外との交流に対して

かかる費用を負担してでも、社員に

組織外活動をしてもらうべきなのです。