すべての働く人にとって
「学びと交流」がこれほど
重要になった時代はありません。
組織の外に目を向ける必要性に
気付いているすべての人に
贈る連載です。
第五回は
「人生で最も大切なスキル」
です。
結論から先に言えば
人生で最も大切なスキルは
「謙虚に学ぶ」ことです。
どんなことからでも学ぼうとし、
生涯学び続けていくこと。
そのために、自分なりの
学び方をマスターしている
ことです。
学ぶことをやめたら、人はその
瞬間から死んだも同然です。
学校でやっていたような、
試験のための勉強のことを
いっているのではありません。
生きていくために必要なことは
どんなことで、それを身につける
にはどうすればいいかを考え、
学び方を学ぶこと。
そしてそれを続けていくこと。
このスキルこそが、人生で最も
大切なことです。
学び続けないとどうなる?
ロールプレイングゲームに例えられます。
ゲームを進めていくためには
モンスターと闘って経験値とお金を得て、
よりレベルアップした自分と武器防具が
必要です。
これらを入手せずして、先に進むことは
できません。新しい城や町にたどり
つくこともできず、ゲームが前に
進みません。
人生も同じです。時間が進むにしたがって
レベルアップしていなければ、先に進む
機会が得られません。
チャンスは、準備が整っている人にだけ
やってくると言います。
準備は、常に整えておかなければならず、
それが、人生においては「学ぶ」という
ことではないでしょうか?
サラリーマンの約半数は一冊も本を
読まないといいます。
働き方改革で時間ができても
「何をしていいかわからない」
というサラリーマンも多い
ようです。
だったら、なんでもいいから
学んでみてはいかがですか?
スティーブ・ジョブズは、後の
業績とは一見すると関係なさそうな
カリグラフィーや禅を学んだでいた
ことが、後の成功に大きく貢献
していると発言しています。
一見すると自分の仕事とは無関係に
思えることでも、やってみると
思わぬ学びがあるものです。