ことわざで学ぶ採用面接 第3回「好きこそものの上手なれ」

好きこそものの上手なれ

好きこそものの上手なれ

 

【意味】

どんなことであっても、

人は好きなものに対しては

熱心に努力するので上達が早い

 

転職しようとする人が直面する問題が

 

「好きだけど得意じゃない仕事」

「嫌いだけど得意な仕事」

 

どちらの仕事を転職先に求めるか?

というものがあります。

 

しかし、そのことが完全には

解決しないまま面接にきている

応募者がいます。

 

新卒時は「好きなこと」「やりたいこと」が

できる仕事に就こうとします。

 

それに成功して意気込んでいても、

仕事としてやると案外つまらなかったり、

向いてなかったり。

そういうことはよくあります。

 

かの有名な経済学者ドラッカーも

 

「最初の仕事はくじ引きのようなもの」

 

と言っています。

 

「好きなことを仕事にするのは

幸せなのか?」

よく雑誌等でも問いかけられる

質問ですが、]

 

「幸せかどうか?」よりも、

「プロの仕事ができるか?」の

ほうがずっと重要でしょう。

 

報酬は成果に対して支払われるもので、

仕事に対する愛情がいくらあっても

プロの仕事でなければ報酬は得られない。

 

何年か仕事をやってみて、自分の

「好きだけど得意じゃない仕事」

「嫌いだけど得意な仕事」

はわかったはずです。

 

中途採用では、候補者が入社後に

する仕事は決まっています。

営業職で採用した人に経理をしてもらう

なんてことはありえません。

 

しかし、応募者が書いたレジュメ

(履歴書・職務経歴書)を見ると、

明らかに他に得意なことがあるのに

違う職種で応募している人がいます。

 

はっきり言うと、そんな迷っている

ような人を相手にする暇はありません。

 

採用面接では、すでにスキルや

実績はそこに在り、創られたものが

存在しています。採用面接はそれを

評価し、採用するかどうかを決める場です。

 

厳しいようですが、目の前の候補者が

どんな仕事に向いているかを

決める場ではないのです。

 

自分探しなら他所でやるべきです。